おしらせ
【日経賞】ウインバリアシオン、フェノーメノら有力馬最終追い
3月28日に中山競馬場で開催される日経賞(GII、芝2500m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
昨年の有馬記念12着以来、約3カ月ぶりのレースとなるウインバリアシオンは、今回弥生賞以来のコンビとなる福永騎手を背に併せ馬。栗東ウッドコースで3歳500万下を追走し、鞍上のゴーサインが出されると、抜群の反応で僚馬に2馬身半先着した。久々となるが乗り込み量は十分で、初戦から期待できる。
昨年、一昨年と天皇賞・春を連覇しているフェノーメノは美浦ウッドを単走。序盤から徐々にペースアップし、軽く促されると軽快に走りぬけラストで1F13秒4(馬なり)と伸びた。1週前には戸崎騎手騎乗で併せ馬を消化したことにより息はできたようで、絶頂時の迫力にはまだ遠い感はあるものの、この馬なりに力は出せる仕上がりだ。
骨折からの復帰戦だった前走日経新春杯を快勝したアドマイヤデウスは栗東坂路を単走。終いだけ重点に仕掛けられ4F53秒3-1F12秒2(強め)をマークしている。1週前には自己ベストを1秒以上更新する坂路4F50秒8(一杯)を出せており、短期放牧明けだが緩んだ雰囲気は皆無だ。乗り込まれながらなかなか時計が詰まってこなかった前走時より格段に上の状態だろう。
春の天皇賞で僅差3着の実績があるホッコーブレーヴは、田辺騎手を背に美浦Dコースで併せ馬。3馬身半先行する古馬500万下を追走し、相手の内に入れると余力十分のまま同入した。4カ月の休み明けで帰厩当初はなかなか気配が上がってこなかったが、このひと追いで態勢は整ったようだ。
昨年秋の菊花賞2着以来となるサウンズオブアースは、本番でも手綱を取るM.デムーロ騎手が跨り栗東ウッドコースで併せ馬を行った。古馬500万下を2馬身ほど追走し、鞍上が気合をつけると鋭く伸びて3馬身先着。騎手騎乗ながら、終い1F12秒0(強め)と上々の時計を出せており、休み明けから力を出せる状態に仕上がったと見ていい。
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