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【高松宮記念】ストレイトガール コパノリチャードら有力馬最終追い

3月29日に中京競馬場で開催される高松宮記念(GI、芝1200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

3着だった香港スプリントから3カ月ぶりのぶっつけとなるストレイトガールは岩田騎手が騎乗し、栗東坂路で併せ馬を行った。先行する1000万条件馬に序盤でなんなく取り付き、ラスト1ハロン手前からゴーサインを出されると機敏に反応。あっさり相手を突き放し、3馬身の先着フィニッシュを決めてみせた。時計は4F51秒6-1F12秒1(強め)と、数字も抜群。まったくの馬なりではなかったが、ラストで仕掛けられたのがいい“スパイス”となりそうで久々でも力を出し切れる極上の状態に仕上がったようだ。

昨年の覇者コパノリチャードは栗東坂路を単走。終始楽な手応えからラストに若干促された程度で、4F52秒1-1F12秒1(馬なり)と好時計をマークしている。ラストの伸びの軽快さには目を惹くものがあり、稽古駆けする馬なのを考えても前走を使われての上積みは大きそう。巻き返し可能なデキだ。

前走の阪急杯を制したダイワマッジョーレはM.デムーロ騎手が手綱を取り、栗東坂路で併せ馬。1000万条件ケイリンボスを1秒先行させてこれを追うメニューで、ぐんぐんと差を詰め最後の仕掛けに力強く応えるとゴール前で交わして1馬身の先着を果たしている。手応えにはまだお釣りが残っていながら時計は4F51秒7-1F12秒5(強め)と抜群のものだった。前走時にある程度仕上がってはいたが、最終追いでここまでのハードメニュー消化。余念のない仕上がりと見ていいだろう。

阪急杯で2着だったミッキーアイルは1週前に坂路4F50秒9の猛時計をマークしているため、最終追い切りは栗東ウッドで折り合い重視のメニュー消化となった。僚馬2頭を先に行かせ、じっくりと我慢させる内容。行きたがる素振りも見せたが、鞍上浜中騎手が懸命になだめると序盤はなんとか折り合い、直線で外に持ち出されると余力たっぷりのまま2頭を交わしての最先着を決めている。実質の最終追いだった先週にいいタイムを出せており、デキは絶好。課題の折り合い面でもこの日の内容から進境ぶりは感じられ、いい状態で臨めそうだ。

前走オーシャンSを快勝したサクラゴスペルは美浦坂路を単走し、4F53秒5-1F12秒8(強め)をマークした。前走時にある程度仕上がっており、中2週となる今回は状態維持に専念。そのぶん時計は平凡だが前向きさは感じられ、気合い乗りに関しては前走時以上か。

オーシャンSで2着だったハクサンムーンは栗東坂路を単走。ステッキが入るハードな仕掛けにしっかり応え、4F51秒8-1F12秒2(一杯)の猛時計を叩き出している。この馬としては久しぶりの坂路4ハロン51秒台で、仕上がりに関しては申し分なし。

前走の阪急杯で3着と復調気配を見せたローブティサージュは池添騎手を背に栗東坂路を単走で追われ、4F52秒7-1F13秒0(馬なり)をマーク。坂路ではそこまで走らないこの馬なりに、上々のタイムで駆け抜けている。3カ月ぶりだった前走時から、一定の上積みは見込んで良さそう。

昨年のスプリンターズSで3着の実績があるレッドオーヴァルは栗東坂路で3歳未勝利馬を併せ馬。1秒先行した相手をキャッチアップすると、ステッキが入るハードな仕掛けに反応し、3馬身ほど突き放しての先着を決めている。時計も4F52秒0-1F12秒0(一杯)と上々。これで中間2回ステッキの入る攻めを消化となり、大きく上積んできそうな雰囲気だ。

昨年暮れ、地元で開催されたGI香港スプリントを制した香港からの刺客エアロヴェロシティは、3月23日に中京競馬場へ到着しており以降も特にトラブルなどなく順調に来ている。26日に中京芝コースで4ハロンから追い切られ、余力十分のままラスト1F13秒8をマークした。現地でも直前はこの程度の内容で、馬体は維持できており脚捌きもスムーズで輸送の影響は少なく、まず力を出せる状態にありそう。

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