おしらせ
【地方競馬トピックス】名古屋大賞典 アジアエクスプレスがここから復帰
■3月26日、名古屋競馬場で交流重賞・名古屋大賞典(JpnIII、ダ1900m)が開催される。
デビューからの2戦、ダートで圧倒的な走りを見せた後に、自身初の芝レースだったGI朝日杯FSを制するという離れ業をやってのけたアジアエクスプレス(牡4、美浦・手塚)。スプリングSで2着、皐月賞での6着を経て、再度砂に戻ってきたユニコーンSでまさかの12着敗北を喫したが、続くレパードSを快勝し即巻き返してみせた。ここからまた快進撃か……と思われたが左前脚トウ骨遠位端骨折が判明し、休養に。当初はフェブラリーSでの復活という観測もあったが慎重を期して、ここでの復帰に至っている。帰厩からの初時計は2月18日で、ウッド5ハロン70秒フラットと、軽快に伸びて脚元の不安は払拭できているところを披露した。以降入念に乗り込まれ、3月11日には戸崎騎手騎乗で終いにしっかり負荷をかけられる併せ馬を消化。3歳馬相手とは言え、大差追走を同入に持ち込み、ほぼ万全に仕上がっていると見て良さそうだ。小回りの地方コースがどうかだが、前々につけられる脚質だけにそこまで気にする必要はない。大器の第2章、いいスタートを切りたい。中央はともかく地方、それもこと名古屋での実績なら大威張りできるのがエーシンモアオバー(牡9、栗東・沖)だ。春の名古屋大賞典、暮れの名古屋グランプリとこのコースで過去6回走り【2.2.1.1】。前走を勝ち、中間の栗東Bコース追いでは6F77秒5と自己ベストを更新するなど明けて9歳シーズンを迎えたが、衰えた感は一切ない。アジアエクスプレスより3キロ重い斤量58キロがどうかだが、この重量自体は背負いなれたもので大きく脚を引っ張ることはないだろう。準ホームと言える得意の舞台で、古豪が意地を見せるか。メイショウコロンボ(牡6、栗東・栗田)は、オープンへの昇級3戦目だった昨年8月の阿蘇Sで勝利。ひと息入って地方初挑戦だった兵庫GTで重賞初勝利を挙げ、勢いに乗る。前走からの2.5ハロン延長と同型との兼ね合いがどうかだが、目下の充実ぶりなら更に連勝を伸ばす可能性も。
■愛知県競馬組合(名古屋競馬)は、3月12日に開催された名古屋競馬第4Rで1着となったスリーエアウィーク(セ5、愛知・川西毅)から、レース後の尿検査の結果、禁止薬物のカフェインが検出されたことを3月20日に発表した。原因については不明で現在調査中とのことで、同事案は愛知県警港警察署に届けられている。なお、明日3月24日から開催される名古屋競馬第27回開催に出走を予定している川西毅厩舎所属の16頭に関しては競走馬理化学研究所に血液検体を送付し、検査を受けた結果いずれも陰性との連絡があったため、予定通り出走する。
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