おしらせ
【先週のお別れ】当時の史上最高額で落札 ザサンデーフサイチなど
[3月25日抹消]
ザサンデーフサイチ(牡11、栗東・松田国)
通算成績
41戦3勝
ザサンデーフサイチは2004年セレクトセールにて4億9000万円で関口房朗氏に落札された。当時の史上最高価格での取引とあって大きな話題を呼んだことや、競馬好きで知られる徳光和夫さんが司会を務めていた情報番組「Theサンデー」が馬名の由来となっていることで多くの競馬ファンの記憶に残っているだろう。同馬は2歳の10月、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推され東京でデビュー(3着)。負けはしたものの、初勝利はそう遠くないと思われる内容だったが、調教後に骨折が判明し長期休養を余儀なくされる。約10カ月振りの復帰戦では、またも断然1番人気の支持を集めるも2着。次走の3走目で初勝利を挙げた。昇級初戦となった3歳500万下では初めて掲示板を外す8着へ敗退。その後再び骨折が発覚して約1年3カ月の休養へ入った。4歳の2月に迎えた復帰戦では久々を苦にすることなく、いきなりの勝利。同年5月に出走した紫野特別を勝って準オープン入りを果たした。順調に勝ち星を重ねていくかに思われたが、その後も脚元の不安はつきまとった。それに加え馬主が変更となったこともあって、長期休養を挟みながら現役を続行。今月の但馬S(16着)を最後に中央登録を抹消した。結局最後の勝ち鞍は5歳時(2009年)、以降は6歳時に出走した博多S(1600万下)の2着が最高着順だったが、11歳という息の長い活躍を見せてくれた。ダイナカールが祖母、エアグルーヴを母に持ち、兄弟や近親には重賞勝ち馬が多く名を連ねる超良血の同馬は今後、種牡馬入りするものとみられる。
[3月25日抹消]
ワイルドフラッパー(牝6、栗東・松田国)
通算成績
21戦8勝(うち地方7戦3勝)
ワイルドフラッパーが初陣を迎えたのは3歳の4月、京都のダート1400m。既走馬相手に見事デビュー勝ちを飾ってみせた。二桁着順があったりと成績にはムラのあるタイプだったが、着実に勝ち星を重ね4歳の10月に観月橋Sを勝ってオープン入りを果たしている。明け5歳緒戦となった大井・TCK女王盃では2着に善戦。次走の川崎・エンプレス杯では不良馬場をものともせず2着に大差の圧勝を収め、船橋・マリーンCも7馬身差をつける圧巻の走りを披露した。JRAの重賞でも平安Sで3着と好走。GI級の盛岡・JBCレディスクラシックでも3着に食い込んでみせた。古馬になってからは安定した強さで今後更なる活躍が期待されていたが、クラブの規定により勝てば連覇だった川崎・エンプレス杯(2着)をラストランに引退、繁殖入り。同馬の果たせなかった中央での重賞制覇の夢は仔に託されることとなる。
3月28日?3月29日までの登録抹消は他67頭
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