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【今週の3歳戦注目レース・山藤賞】ウイングチップ 精神面に成長あり 

○4月18日、中山競馬場の第9Rとして山藤賞(3歳500万下、芝2000m)が行われる。2013年のサムソンズプライドや2007年ゴールデンダリア、2003年マイネルソロモンとこのレースでの勝利を足がかりにプリンシパルSも勝ち日本ダービーへ進出するケースが目立つ。今年もここから、祭典へ駒を進める存在が出てくるのだろうか。

まず注目したいのはウイングチップ(牡3、美浦・宗像)。3カ月の休み明けだった前走の3歳未勝利戦は、そつのない立ち回りからマイペースで逃げていた勝ち馬をゴール前できっちり抜き去る強い内容だった。もとから性能面の評価は高かったが、休養を挟んだことで精神面の成長が促されたようで陣営サイドは昇級でも通用、と意気込みを隠さない。母ウイングレット(中山牝馬S勝ちなど)の主戦でもあった田中勝騎手が、中間付きっ切りで稽古に跨り完全に手の内に入れているのも好材料。

ナスノセイカン(牡3、美浦・矢野)は終い一手の脚質だけに、どうしても展開待ちな部分はあるが未勝利勝ちから中1週で出走した京成杯で外めから動き、勝ち馬ベルーフに0秒4差に迫るなどこのクラスでは性能上位だろう。最終追いはポリトラックで豪快に追走先着。中4週としっかり調整期間をとったことで、デキは申し分ない。

上記ナスノセイカンがメンバー最速の末脚を繰り出しながら5着に終わった500万条件戦で、早めに動く競馬から0秒1差の3着に食い込んだのがミュゼゴースト(牡3、美浦・大江原)だ。切れでは見劣るが、中山向きの機動力と競馬センスは光る。中間は渋った馬場をものともせず、2週連続で古馬を圧倒する動き。前走時もいいデキだったが、更に上積んできているか。

8頭と頭数が落ち着いたことでペースはスロー必至。逃げ1車となるキングイマデショウ(牡3、美浦・蛯名)が展開利を得て、押し切るシーンは考えておきたい。中2週→中1週→中2週と楽ではないローテだが、中間調整を緩めるようなところはなくこの馬なりの好調は維持できている。

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