【先週のお別れ】3連単1200万馬券の立役者　サワノパンサーなど

[4月17日抹消]
ムーンリットレイク（牡7、美浦・加藤征）
通算成績
19戦6勝
母ムーンライトダンスは愛インターナショナルS（GIII）勝ちで、牝系を遡ってもクイーンエリザベスCなど国際GIで2勝のデザインズオンロームら重賞勝ち馬が多数送り出されており血統背景は華やかだ。ムーンリットレイクは3歳の4月、阪神競馬場でデビュー勝ちを収めた。2戦目では8番人気ながら2着に健闘し、後の重賞馬ダノンシャークやムスカテールにも先着を果たしている。次走から3連勝を飾る勢いをみせていたが、ケガにより已む無く休養へ。約8カ月振りとなった復帰レースのTVh賞(1600万下)では、単勝オッズ1.7倍の堂々1番人気。人気に応えて通算5勝目を飾った。昇級後はクラスの壁に苦しみ、1年程かかって6歳の7月にオープン初勝利。以降は札幌記念、福島記念、日経新春杯などの重賞へも出走を果たしたが、ここでは歯が立たず。今月出走した福島民報杯(OP)では見せ場十分で5着に粘り、上昇気配を感じさせていたが、レース後に脚部不安を再発。馬齢も考慮されてか、登録抹消、引退となった。今後については未定となっている。

[4月15日抹消]
サワノパンサー（牡9、栗東・松元）
通算成績
33戦5勝
サワノパンサーは2005年アンタレスSで12番人気3着という番狂わせを演じたサワノブレイブの半弟に当たる血統。同馬は3歳の2月に京都で初陣を迎え、2戦目で初勝利を挙げている。以降数戦なかなか勝ちきれずにいたが、掲示板は確保し勝ち上がるのは時間の問題かと思われた。しかし、同年9月以降から約8カ月の休養へ。4歳の5月に迎えた復帰戦では、休み明けとは思えぬ走りを見せて快勝。成績にムラが出てきたものの少しずつ勝ち星を重ね、5歳の1月斑鳩S(1600万下)を勝ってオープン入り。重賞での成績は振るわなかったが、7歳時に出走したオープン特別の米子Sでは18番人気2着。1着が11番人気フラガラッハ、3着には12番人気ミッキードリームが入線し、3連単1272万7500円という中央高額払戻ランキングに載るほどの波乱に一役買う活躍をみせた。このクラスでの初勝利もそう遠くないように思われたが、今年3月に出走した六甲S（11着）を最後に中央登録を抹消、引退となっている。なお、今後については未定のようだ。

4月13日?4月19日までの登録抹消は他68頭

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