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【NHKマイルC 】グランシルク GI獲りへ態勢万全

5月10日、東京競馬場で3歳マイル王決定戦・NHKマイルC(GI、芝1600m)が行われる。

グランシルクは未勝利、500万条件とそこまでの2連勝がいずれも好内容で、前走ニュージーランドTで1番人気の支持を集めた。しかし、中山マイル戦では致命傷となる大出遅れ。最後方追走で、万事休すと思われたが大外に持ち出された直線で目の覚めるような豪脚を繰り出し、勝ち馬に3/4馬身差まで迫る2着に食い込んでみせた。エンジン性能は間違いなく世代トップクラス。これらはすべて中山芝での成績となるが、より直線が長い東京でこそというタイプであることも疑いようがない。再度出遅れる懸念は残すものの、前走は隣の馬が暴れた影響によるもの。この馬自身は出遅れ常習犯というわけでなく、そこまで目くじらを立てなくて良さそうだ。前走時にある程度仕上がっており、この中間は状態維持を念頭に置いた調整だが、古馬を追い直線は唸るような勢いで圧倒した1週前追いの内容が秀逸。気配面も文句なしだ。

昨年秋、東京マイルの重賞いちょうSを勝利したのがクラリティスカイだ。明けて弥生賞では6着、皐月賞では5着と相手なりには走れてはいるが、朝日杯FSで3着だったことも含めやはりマイルあたりに適性の軸足がありそう。中2週で再度の東上と、楽ではないローテーションになるが、いちょうSでは2歳レコードを更新していることもあり、これ以上ない舞台設定だ。終いだけ重点とは言え1週前追いをしっかりこなし、5月3日の日曜追いではウッドで15-15を消化。このローテで時計を2本出せるのは体調良好の証で、前走からの好調は引き続き維持できていると見ていい。

勝ち切れない歯がゆさは同居するものの、常に鋭い末脚を繰り出し争覇圏内に突入しているのがアルマワイオリだ。18頭立てだったGI朝日杯FSでは最内を突いて2着。終いの確かさプラスそうそう怯まない精神面が強みで、混戦のなか頭角を現してくる可能性は十分に考えたい。序盤は楽をさせたが、終いにビシッと気合いを入れられた1週前の併せ馬で追走先着を果たした。好調キープだろう。

登録メンバー中、無敗で来ているのは唯一この馬、牝馬のアルビアーノだけだ。デビューは年明けで、新馬勝ち、500万条件勝ち、そして前走のフラワーCといずれも序盤から軽快に先手を奪って押し切る強い内容。メリハリの利いたラップを刻めており、一本調子の逃げではないあたりレースセンスの高さも窺い知れ、牡馬相手のGIでも好勝負は可能だろう。桜花賞をパスしたことにより、しっかりとリフレッシュができたようで短期放牧からの帰厩後はいい意味でリラックスしており、仕掛けられての反応は機敏。あとひと追いあれば、力をフルに出せる状態となってきそうだ。

トライアルのニュージーランドTを勝利したヤマカツエースは、ギリギリまで追い出しを我慢した鞍上の好プレーもあったが、直線鮮やかに抜け出した決め手は上位だろう。中間は池添騎手が乗り栗東ウッドで一杯に追われると最後までしっかりと伸びた。負荷をかけてさらに馬体は引き締まり、毛ヅヤもピカピカで状態に関しては文句なしだ。前走の様な一瞬の脚を長い直線でどう使うか、仕掛け所がカギとなりそうだ。

共同通信杯では先行有利の中、33秒9の末脚で追い込むも5着と展開に泣いたアヴニールマルシェ。その前走の勝ち馬リアルスティール、2着ドゥラメンテは皐月賞でワンツーを決めており、そこから0秒5差の5着ならこの馬も当然世代上位だろう。4月から馬なり中心ではあるが、入念に乗り込まれ態勢は整っている。約3ヶ月ぶりの実戦となるが、久々を苦にしなければ上位争いは必至だろう。

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