おしらせ
【今週の3歳戦注目レース・プリンシパルS】アンビシャス 状態は文句なし
○5月9日、東京競馬場で行われるプリンシパルS(OP、芝2000m)は、日本ダービートライアルで、優勝馬1頭のみに優先出走権が与えられる。競馬の祭典行き最終切符1枚の行方はいかに。
戦歴で抜けた存在が共同通信杯3着、毎日杯でも3着だったアンビシャス(牡3、栗東・音無)か。共同通信杯で先着された1着馬、2着馬が皐月賞で2着、1着。毎日杯はレベルはともかくとして、大外8枠15番スタートが災いし壁が作れず終始折り合いを欠くレースとなってしまった。それで大崩れせず3着に粘るのだから、能力はかなりのものだと考えていいだろう。皐月賞は登録だけにとどめ、中間はここを目標に入念な調整が進んでいる。C.ルメール騎手が跨った6日の追い切りでは脚色優勢で古馬500万に先着。状態は文句なしだ。
“イエスタカス”騒動で話題になったダッシングブレイズ(牡3、栗東・吉村)だが、東京マイルの新馬戦を圧巻の末脚から勝利するなど力量も確か。重賞シンザン記念では1番人気(4着)に推されたほどだ。器用さに欠けるところがネックで2勝目が遠かったが、前走の500万条件戦で次位を1秒0凌ぐ圧巻の末脚を繰り出し勝利。スムーズならば昇級でも互角にやれていい。距離にしても東京芝2000m戦で4着があり、それも前残りの流れに泣かされたものだけにこのぐらいまでなら融通は利きそう。坂路での最終追いではしっかり追われて追走先着。好調キープだ。
1月の500万条件福寿草特別勝ちが好内容だったバイガエシ(牡3、栗東・作田)は、3月1日のすみれSを感冒によって取り消す一頓挫があった。しかし、しっかり立て直されたようで2週前は栗東ウッドで6ハロン78秒2の好タイムをマーク。終いだけ重点に追われた最終追いではラスト1ハロン11秒6の切れ味を披露できており、十分力を出せる状態に仕上がった。
福島の500万特別ひめさゆり賞を楽に逃げ切って勝利したのがマルターズアポジー(牡3、美浦・堀井)だ。追い切りでは古馬を弄び先着を果たすなど、勝って更に上昇の雰囲気。状態は絶好だ。確固たる逃げ馬はこの馬だけで、展開利がありそう。徹底先行からの粘り込みは考えておきたい。
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