おしらせ
【今週の3歳戦注目レース・鳳雛S】リアファル ここでは負けられない
○5月24日、京都競馬場の第10Rとして鳳雛S(OP、ダ1800m)が行われる。昨年から始まったこのレースだが、その一戦で優勝したカゼノコは続くJDダービーを制してGI馬となり、2着だったアスカノロマンはアルデバランSを制し、4着だったアムールブリエは交流重賞エンプレス杯を勝つなど後の活躍馬が数多く顔を揃えていた。今年もここからダート中距離戦線で大きく飛躍する存在が出てくるのだろうか。
リアファル(牡3、栗東・音無)はデビュー3戦目の500万条件を勝つと、2カ月半ぶりだった伏竜Sで勝ち馬にクビ差の2着、続く前走の交流重賞・兵庫CSで2着とオープンクラスの壁を感じることなく好走を続けている。近2走でいずれも後塵を拝した相手クロスクリーガーにはいずれ借りを返すとして、今回このメンバー相手ならきっちり勝っておきたいところだ。跳びが大きいタイプで、京都コース替わりが歓迎なのもVを後押しする。直前の追い切りは4F53秒8-1F12秒9(一杯)と緩めることなく攻められており、5月6日から中17日というタイトなローテにも不安は感じられない。
新馬戦が7馬身差、続く500万特別もちの木賞が3馬身差と、いずれも京都ダート1800m戦で強い勝ちっぷりを見せたのがペプチドウォヘッド(牡3、栗東・吉村)だ。ヒヤシンスSで7着、伏竜Sが9着と年明け、オープン級での走りは精細を欠く内容が続いているがヒヤシンスSは出遅れたぶん出していって終いの脚を無くし、前走伏竜Sは道中力みながら外々を回らされてこちらも終いに伸びなかったもの。いずれも関東への輸送でテンションが高くなっていた、気性的なものも背景にありそうだ。ひと息入れて立て直され、最終追いでは格下相手とは言え先行馬をアオりにアオる絶好の動き。2戦2勝の地元京都なら大きく巻き返してなんら不思議はない。
シンゼンガンプ(牡3、栗東・飯田祐)は、前走500万条件戦を勝って2勝目。速い流れを2番手で追いながら、抜け出してからもしっかり伸びる強い内容で、3着4着馬が既に500万を勝利しているようにメンバーのレベルも高かった。昇級でもやれる力の持ち主と考えていいだろう。今回は2カ月ぶりの一戦になるが、1週前追いで栗東ウッド6ハロン79秒7の好タイムを馬なりで叩き出せており、最終追いもお釣りを残し鋭い伸びを見せ仕上がりは抜群。3走前の休み明け時は6着と崩れたが、その際の雰囲気とはガラッと変わってきている。
前走ファルコンSでの13着など芝では【0.0.0.3】のライドオンウインド(牡3、栗東・木原)だが、ダートならば【2.1.1.1】。唯一の馬券圏外は昨年8月札幌での未勝利戦だが、これが初ダート挑戦で入厩して日が浅く仕上がり不足でもありながら、4着に入ったものだった。砂適性は相当高いと見ていい。中間は意欲的に併せ馬を消化しており、高いレベルの好調維持。スッと前めで流れに乗れる自在性が持ち味で、このメンバー相手でも大崩れはなさそうだ。
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