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【地方競馬トピックス】騎手時代にはハイセイコーにも騎乗 大井・高橋三郎師が勇退

■“サブちゃん”の愛称で親しまれた高橋三郎師(70、大井)が18日、今月いっぱいをもって調教師を引退することが特別区競馬組合(東京シティ競馬)より発表された。同師は63年に騎手としてデビューすると、第一次競馬ブームの立役者・ハイセイコーをはじめとした数々の名馬に騎乗。毎年のように勝ち星を量産し、地方競馬通算3975勝(うち重賞127勝)の歴代9位(18日現在)となる記録を残し、97年の騎乗を最後にステッキを置いた。翌98年に調教師へ転身すると、03年にはNARグランプリ最優秀短距離馬に選ばれたハタノアドニスを輩出。また、管理馬フジノウェーブで07年JBCスプリントを制し、調教師としてGI級の初勝利を挙げるとともに大井競馬場の最優秀調教師賞を受賞している。調教師では地方競馬通算497勝(18日現在)。

同師は「騎手として、東京ダービーを4回も勝てたこと、ハイセイコーという素晴らしい馬に乗れたことが嬉しかったです。また、調教師としてはフジノウェーブのような馬に出会えて幸せでした。 長きにわたり応援いただきまして、ありがとうございました。今開催も厩舎の馬が走りますので、応援のほどよろしくお願いいたします」と、TCKを通じてコメントしている。

■5月20日、大井競馬場で古馬の南関東重賞・大井記念(SII、ダ2000m)が開催される。昨年の優勝馬・サミットストーンはこの勝利をステップに、その後の交流重賞戦線で活躍。本競走と同条件で行われた昨年末の東京大賞典では3着に好走している。

出走メンバーで最も注目を集めるのはドラゴンエアル(牡4、川崎・高月賢)か。2走前の交流重賞・ダイオライトオ記念では地方馬最先着の4位、続く前走のブリリアントCでは2着馬(ムサシキングオー)をあっさり退けるなど、4歳馬らしく目下の充実度合いには目を見張るものがある。「順調にきている。ベストの条件なので、ここは目いっぱい仕上げる」とトレーナーは意欲十分。最有力候補だろう。

前走ブリリアントCではドラゴンエアルに1秒1離されたものの、馬体重29キロ増の休み明けだったことを考えればグランディオーソ(牡6、大井・藤田輝)にも逆転の目は残されている。3走前の浦和記念ではサミットストーンに肉薄。戦歴からも地力上位が明白なだけに、当然優勝争いに加わってきていい。

8歳馬ながらも、前走の勝利で勢いに乗るトーセンアレス(牡8、浦和・小久保智)も侮れない1頭。鋭い決め手に欠く印象なので、大井に替わるのはプラスと見たい。展開ひとつで逆転は可能だ。

あまり人気にならなそうなアウトジェネラル(牡5、大井・藤田輝)。2月の金盃では人気薄の気楽な立場だったが、ドラゴンエアルから逃げ切り勝ちを収めている。昨日のヴィクトリアマイルでは逃げたミナレットが波乱を演出。夜の大井で再現があるかもしれない。

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