【今日の出来事】L.オールプレス騎手　久々の女性騎手Ｖ

5月17日、新潟競馬第9R・4歳上500万下で1着に入線したウェルウィッチア（牡6）が最後の直線コースで外側に斜行したため、シャドウシティー（牡4）の進路が狭くなる事象が発生した。これにより騎乗していた吉田隼人騎手（31、美浦・フリー）に対し、開催2日間（5月23日、24日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

同日、新潟競馬第8R・4歳上500万下で1着に入線したレッドシェリフ（牡7）は最後の直線コースで外側に斜行し、タイセイポラリス（牡5）の進路が狭くなる事象が発生した。これは修正動作のない継続的な斜行と認められたため、騎乗していた松若風馬騎手（19、栗東・音無）に対し、開催6日間（5月23日、24日、30日、31日、6月6日、7日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

同じく17日、新潟競馬第11R・赤倉特別で、ショウナンマルシェ（牡4）に騎乗したリサ・オールプレス騎手（39、NZ）が今期滞在初勝利を挙げた。JRAでの女性騎手の勝利は、2004年6月20日の牧原(増沢)由貴子元騎手以来、約10年11カ月振り。また、JRAでの外国人女性騎手の勝利は、2003年3月29日のペガサスジャンプSを制したロシェル・ロケット騎手以来で、平地競走の勝利は2002年6月30日の「リサ・マンビー」として挙げた自身の記録以来。同騎手は「お世話になっている二ノ宮厩舎の馬で勝つことができて非常に嬉しいです。チャンスのある馬に騎乗させていただいているおかげです。新潟大賞典（GIII）のナカヤマナイト号と昨日の5Rのヒアカムズザサン号の2回、2着があり悔しい思いをしていたので、感激もひとしおです。日本に来てから二ノ宮厩舎のスタッフにも非常に良くしていただいているので、とても感謝しています」と、JRAを通じてコメントしている。

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