おしらせ
【目黒記念】復帰後順調ファタモルガーナ 初重賞制覇のチャンス到来
5月31日、東京競馬場の最終レースとして伝統の古馬ハンデ重賞・目黒記念(GII、芝2500m)が行われる。
ファタモルガーナは脚元不安のため14カ月に渡る長期休養に入っており、戦線復帰が昨年秋のアイルランドT。攻めでは併走馬に見劣り、馬体重はプラス10キロと完調手前を感じさせる仕上がりだったが勝ち馬エイシンヒカリに0秒6差まで迫る4着、上がりはメンバー最速の33秒2を繰り出し、能力に衰えがないところをアピールしてみせた。その後ステイヤーズS、ダイヤモンドSと重賞で連続2着に入りまずは順調に来ている。3000m超級のレースが続いているが、東京芝2400mでの勝ち鞍があり新潟記念では3着しており、今回の距離も十分に対応可能だろう。過去新潟、東京で好成績を残し、アイルランドTでいきなり好走ができたように左回りは得意で、据え置きのハンデ56キロはいかにも恵まれた感があり、初重賞制覇のチャンス到来か。放牧からの帰厩後、初の時計が5月17日とやや追い不足な感はあるが1週前追いではまずまずの伸びを見せていた。最終追いでしっかり動ければ力を出せる状態と見ていいだろう。
3歳時にセントライト記念2着があったダービーフィズ。重賞馬が兄姉にいる血統背景も含め素質は早くから評価されていた存在だが、乗り難しいところがあってなかなか出世しきれないでいた。しかし今年に入り2月に1000万勝ち、前走で準オープン勝ち。溜めてから直線でしっかり弾ける取り口が安定してきて、条件クラスの卒業にようやく至っている。今回、久々の重賞挑戦だが持ち味がもっとも活きる東京コースなら舞台設定は申し分なし。ハンデ54キロならば実績上位組と互角の走りが可能だろう。これまで稽古では目立たないタイプだったが、この中間はポリトラックコースで好タイムを連発。まとまった休みなく走っているが、絶好の状態をキープできているようだ。
2013年にレコードタイム更新のオマケつきでこのレースを制したムスカテールは、その後やや精細を欠いていたが前走のメトロポリタンSで久々のV。2012年には準オープンのオクトーバーS完勝やアルゼンチン共和国杯2着などがあり、やはり東京2400?2500mがベストの馬ということだろう。年齢的なものもあってこの中間、そこまで目立つ動きは見せていないが負荷をしっかりかけた攻めをこなせているのは前走快勝の反動がほとんどない証で、依然好調そうだ。ただし一昨年のアルゼンチン共和国で8着、昨年の目黒記念は6着と57.5キロを背負った際はパフォーマンスを落としている。この斤量克服なるかがカギだろう。
ステラウインドは3歳時に青葉賞で3着、古馬となって条件戦で3勝と東京コースは得意中の得意。昨年このレースでは0秒4差の7着だったがそこから1年、函館記念3着や万葉S勝ち、ダイヤモンドSでの4着などじわりと力をつけてきた。昨年の54キロから斤量は2キロ増えるが目下の充実度なら昨年以上の結果に期待してもよさそうだ。今回が2カ月ぶりとなるが、馬体はフックラとしており毛ヅヤもピカピカで、リフレッシュ効果はてきめんといったところ。悪い時のイライラする面を出さないながらも、気合いは適度に乗っており、攻めでの動きも上々だ。間違いなく前走以上のデキにある。
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