2021年秋華賞馬アカイトリノムスメが現役引退　繁殖入り

2021年の秋華賞（GI、芝2000m）などを制したアカイトリノムスメ（牝4、美浦・国枝）が、5月12日付で競走馬登録を抹消、現役引退となることがJRAより発表された。今後は繁殖入りする予定だが、繋養先は現在未定。

同馬は三冠牝馬アパパネの4番仔で、父はディープインパクト。2020年8月にデビューし2戦目の未勝利戦を勝ち上がると、続く1勝クラス特別・赤松賞も勝利。その後休養を挟んで挑んだ翌2021年2月のクイーンCで重賞初制覇を果たす。春のクラシック本番では桜花賞4着、オークス2着と勝利を掴めなかったものの、牝馬三冠最終戦の秋華賞を勝利し母アパパネとの親仔制覇を成し遂げている。今期初戦として阪神牝馬Sに出走予定だったがハ行のため取り消し、その後右第3趾骨の骨折が判明し放牧に入っていた。ラストランは昨年11月のエリザベス女王杯（7着）。

▽【アカイトリノムスメ】
父ディープインパクト
母アパパネ
母父キングカメハメハ
通算8戦4勝

《重賞勝鞍》
2021年　秋華賞（GI）
　　　　クイーンC（GIII）

（Text:Nishimura）

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