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【地方競馬トピックス】今週は「ダービーウィーク」! ストゥディウムは南関2冠狙う
今週の地方競馬は「ダービーウィーク」として各開催場で3歳の頂点を決める戦いが繰り広げられる。
■6月3日、大井競馬場では南関東地区の3歳王者を決める東京ダービー(SI、ダ2000m)が開催される。
1冠目の羽田盃を圧巻の末脚から制したストゥディウム(牡3、船橋・矢野義)が主役だ。2走前、1番人気に推された京浜盃は休み明けが響いたか、まさかの11着に終わったが叩かれて順当に気配を上げた前走羽田盃でしっかり巻き返しに成功。この中間は負荷を掛けた稽古を問題なく消化できており、依然順調だ。2000mは初距離だが、前走で見せた直線での伸びから考えれば距離はあればあるだけ良さそう。中央競馬と同様、2冠馬誕生なるか。
切れ味勝負のストゥディウムに対しオウマタイム(牡3、船橋・林正)は、徹底先行から栄冠を狙う。2歳時にも鎌倉記念勝ち、ハイセイコー記念でストゥディウムのクビ差2着と力は見せていたが、2走前の京浜盃で2着に8馬身差の衝撃Vを成し遂げ能力は世代トップ級にあることをアピールしてみせた。前走羽田盃は先手を取り切るのに手間取り、序盤でかなり消耗したが、それでも半馬身差2着に粘れているのも力の証だ。陣営は距離に対して折り合い面から弱気な姿勢だが、序盤からマイペースで運べれば1ハロン延長はなんとかなってもいい。
前走はまさかの3着に終わったが、中間の動きからしっかり立ち直っていそうな2歳女王ララベル(牝3、大井・荒山勝)、そしてそのララベルらを下し東京プリンセス賞を羽田盃より速いタイムで駆け抜けたティースアライズ(牝3、大井・嶋田幸)の牝馬2頭にも警戒しておきたい。
■6月2日、門別競馬場で北海優駿(HI、ダ2000m)が開催される。
昨年11月の交流重賞兵庫JGで、中央勢に先着しての2着と好走したオヤコダカ(牡3、北海道・原孝)は、明けて今年初戦の3歳重賞・北斗盃で7馬身差の圧勝。遠征経験が糧になったか、一気に力を増してきている。前走は古馬オープンを相手に回しての一戦だったが、ここでも2着馬を6馬身置き去りにして勝利を収めた。3歳相手には負けるシーンは考えられない。稽古では前走時より楽に好タイムが出ており、状態面の不安もまったく無さそうだ。
オヤコダカを逆転する存在は正直考えにくいが、一縷の可能性はあるとすれば未対戦組か。中央から門別に移籍したアルランピード(牡3、北海道・松本隆)は、転入初戦で古馬相手にあっさり逃げ切り勝ちを収めた。久々で初のコース、初のナイターだったことを考えれば収穫の大きな一戦で、慣れが見込める今回はHI戦でも見劣らない走りができていいはず。
■6月4日、園田競馬場で兵庫ダービー(重賞、ダ1870m)が開催される。
中央のクロスクリーガーが圧勝した交流重賞兵庫CSで、地方馬最先着の4着に入ったのがコパノジョージ(牡3、兵庫・橋本明)だ。園田の1冠目である菊水賞では2馬身先着されたインディウム(牡3、兵庫・田中範)に対し、今度は3馬身離しての先着。菊水賞は1700m、兵庫CSは今回と同じ1870mで今回分が良さそうなのはやはりコパノか。ただし攻めでの動きが目立っているのはインディウムで、逆転の可能性は十分。
■6月5日、名古屋競馬場で東海ダービー(SPI、ダ1900m)が開催される。
東海3冠の第1戦、駿蹄賞は1着から3着までを牝馬が独占したが、なかでも際立った強さを見せたのが勝ち馬ハナノパレード(牝3、名古屋・迫田清)だ。序盤は後続にぴったりマークされる形の逃げとなったが慌てず騒がずマイペースで進むと、ギアをわずかに上げた3角前で後続を突き放し直線に入った時点で勝負あり。楽々流しての8馬身差Vだった。地方競馬を代表する女傑となりそうなトーコーヴィーナスと再びあいまみえるまでは、同世代相手に負けられない。
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