おしらせ
【今週の3歳戦注目レース・白百合S】きっかけ掴むか ティルナノーグ
5月30日、京都競馬場の第10Rとして白百合S(OP、芝1800m)が行われる。ダービーへの出走が叶わなかった3歳馬が集まる本競走は、過去の勝ち馬にイコピコやマイネルラクリマらの重賞馬が名を連ねる。今年もここから芝中距離戦線で大きく飛躍する存在が出てくるのだろうか。
2歳6月のデビュー戦を快勝し、10月の紫菊賞をレコードV。昨秋の時点ではクラシック有力候補の一頭に数えられていたのがティルナノーグだ。しかし、3戦目の京都2歳Sで7着に敗れると、さらにそこから3連敗。悪夢が続き、結局大舞台へ駒を進めることができなかった。この中間は栗東坂路で調整され、1週前、最終追いとともに意欲的に追われる内容。大幅な変わり身こそ見せてはいないが、この馬なりに好調をキープしていると言えそうだ。重賞戦線では精細を欠く走りが続いたが、一枚落ちるオープン特別であれば、復調のきっかけを掴めるかもしれない。
アルバートドックは3月に500万クラスを卒業すると、続く毎日杯で4着、そして前走京都新聞杯で3着。賞金加算へあと一歩及ばなかったが、どちらも勝ち馬からコンマ1秒差と力を見せている。20日からコースで時計を出し始め、今週の最終追い切りは栗東ウッドを長めから併せ馬。外ラチ沿いを進みながら7F99秒0-4F50秒5-1F11秒8(一杯)を計時し、古馬条件馬相手に1馬身の先着を果たしている。最後に手前を替えなかったのは気になるが、鋭い伸び脚から好調具合が窺えた。スパッと切れる印象がないだけに、前走から400mの距離短縮は気がかりだが、ポテンシャルでカバーするか。
前走のプリンシパルSでアンビシャスの2着。距離延長が奏功したか、ケツァルテナンゴが久々に馬券圏内へ戻ってきた。前走後はコースと坂路を併用した調整が重ねられ、最終追い切りは栗東坂路を単走で登坂。終いにビッシリと追われて4F53秒8-1F12秒6(一杯)をマークし、力強い伸び脚を見せている。重賞戦線に戻るためにも、再度の中距離となる今回が試金石の一戦となりそうだ。
近親にトーセンジョーダンやトーセンホマレボシ、トーセンスターダムらがいる良血トーセンバジル。今年に入ってからの2戦は弥生賞5着、京都新聞杯4着と、なんとも歯がゆい競馬が続いている。水曜に行われた最終追い切りはレースでも騎乗する岩田騎手が手綱をとり、栗東ウッドで併せ馬を敢行。古馬500万を追走すると、最後の追い比べをきっちり制し、1馬身の先着でフィニッシュした。休み明けを2度使われて、馬体に張りが出てきた印象だ。前走からの上積みがありそう。
今年に入ってから、GIの皐月賞を除けば着順ほど大きく崩れていないダノンリバティ。過去にサトノラーゼンやミュゼエイリアンらクラシック候補を肉薄しているだけに、このメンバー相手なら互角にやり合えそうだ。栗東坂路で行われた最終追い切りでは、一杯に追われる古馬オープン馬を手応え優勢で完封。ここまでコンスタントに使われているが、動きから疲れは見られない。力を出せるデキにありそうだ。
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