おしらせ
【マーメイドS】バウンスシャッセ、アースライズら有力馬最終追い
6月14日に阪神競馬場で開催されるマーメイドS(GIII、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
重賞2勝馬バウンスシャッセは杉原騎手(レースはM.デムーロ騎手)が跨り、美浦ウッドで併せ馬。直線で先行していた3歳1勝馬を余力たっぷりで追い詰め、同入のフィニッシュに持ち込んでいる。モヤのため全体時計は不明だが、直線での雰囲気から好調堅持は疑いようがない。指揮官も「体調は引き続きいいね」と安定ぶりに笑顔。GI後の疲れは感じられず、いい態勢で関西遠征に臨めそうだ。
オークス4着だった3歳馬アースライズは栗東坂路で坂井瑠星騎手候補生(レースは中谷騎手)を背に単走。1週前追いで自己ベストタイの坂路53秒4を馬なりで出しており、この日は調整程度となる終い重点のメニューで4F55秒3-1F12秒7(馬なり)をマークした。GI後とあって上積みは強調できないものの、ラストに軽快な伸びを示しこの馬なりにいい状態を維持できていると見てよさそう。春先は馬体維持に苦心した馬だが、現状ふっくら見せているあたりも好調を物語る。
前走福島牝馬Sで2着のリラヴァティは栗東坂路で併せ馬を行った。未勝利馬との追い比べとなり、手応えは劣勢ながら同入。時計は4F53秒4-1F13秒3(強め)をマークしている。派手さのない稽古内容だが、もとより坂路では動かないタイプ。1週前、今週としっかりとやれたことは評価できるし、時計面も前走時以上のものが出ており一定の上積みは見込めそう。
1000万下、準オープンと連勝で来ている上がり馬マリアライトは美浦ウッドコースで単走の最終調整を行った。長距離輸送を控えているため1週前のハード追いが実質の最終追い。したがってこの日の追い切りは馬任せの内容だったが、序盤から前向きさを見せラストまで重苦しさはなく、上々の雰囲気にあるところを感じさせた。体の張り、毛ヅヤも抜群。前走時からグンと気配を上げているのは間違いない。
前走パールSを勝ちオープンに昇級したウインプリメーラは和田騎手を背に重賞馬スマートレイアーと栗東坂路で最終スパーリングを敢行。先に行った相手を楽な手応えのまま捉えると、そのまま両者馬なりで体を並べフィニッシュ。時計は4F51秒7-1F12秒1(馬なり)と出色のもので、相手のスマートレイアーとて翌週に出走(米子S)を控えており決して仕上がり途上でないことを考えれば極上の内容だったと言える。まとまった休みなく走っているが、かなり高いレベルで安定していると言える。
2走前中山牝馬Sで0秒5差6着、前走福島牝馬Sは13着ながらタイム差0秒6と渋太く走っているグレイスフラワーは、木幡広騎手(レースは柴田善騎手)を背に美浦ウッドで追われた。全体の動きはモヤで確認できなかったが、先行の500万条件馬に対して手応えたっぷりのまま同入でフィニッシュ。中間にじっくり乗り込まれていることもあり、前走時より反応面は良くなっているようだ。上昇可能な態勢だろう。
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