おしらせ
【ユニコーンS】ゴールデンバローズ、タップザットら有力馬最終追い
6月21日に東京競馬場で開催されるユニコーンS(GIII、ダ1600m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
2月のヒヤシンスSを快勝、ドバイに遠征して挑んだUAEダービーでは3着だったゴールデンバローズは美浦ウッドで追い切られた。1週前追いで速い時計を出し、レース当週の木曜追いは単走で4ハロンから時計という“堀流”の調整。1週前でしっかり気合いが入ったようでこの日は鞍上が特にアクションせずとも軽快にスピードアップ、迫力満点の動きでゴールまで駆け抜けている。体もふっくらと見せており、動き、馬体の両面から海外遠征帰りの反動は感じられない。ほぼ万全の状態で国内復帰戦を迎えることになりそう。
全日本2歳優駿で2着、UAEダービーでは5着だったタップザットは、栗東ウッドで併せ馬を行った。古馬500万下を2馬身後ろから追走。懸命に追われる相手をアオりにアオって、余力たっぷりのまま同入に持ち込んでいる。帰国後ここまでの調整ではやや動きに鈍さがあったが、ここでしっかり気配上昇ぶりをアピール。この馬なりの力を出せるデキにはあるだろう。
青竜Sの勝ち馬ノンコノユメは美浦ウッドで3頭併せの最終スパーリングを敢行。前後に馬を置く形でスタートし、直線では2頭の間に割って入る実戦想定の内容だったが、古馬2頭に怯むことなく楽な手応えのままそれぞれと同入を果たしてみせた。時計は平凡だが、1週前に速い時計を出しており、仕上がりは問題なし。まとまった休みなしで走っているが、高いレベルの好調をしっかりキープできていると見ていい。
昇竜Sを勝ち、前走青竜Sでは3着だったアキトクレッセントは栗東坂路で黒岩騎手(レースは浜中騎手)を背に最終追いを行った。時計は控えめの4F55秒3-1F12秒7(馬なり)だったが、関東への輸送を控えているとあり調整程度の内容。終いは気合いを前面に出し、鞍上が抑えるほどだった。中間の稽古では追走先着を連発しており、2カ月ぶりだった前走時からの上積みはかなりありそう。
昇竜S、青竜Sでそれぞれ2着だったアルタイルは美浦ウッドで松岡騎手を背に、3歳1000万下馬と併せ馬を行った。先行スタートから、仕掛けられた相手を迎撃する内容。稽古駆けする相手にゴール前では並びかけられたが脚色優勢のまま凌ぎ切り、同入フィニッシュとなっている。ラスト1ハロンは12秒2(馬なり)と秀逸な伸び。中間も充実した稽古を消化できており、前走時よりグンと気配を上げているようだ。
伏竜Sで6着だったブチコは栗東坂路で準オープンのランウェイワルツと併せ馬。序盤の併走状態から徐々に遅れ、追いすがるも2馬身遅れの入線となっている。しかし相手は稽古駆けするタイプで、今週のレースに出走するとあって仕上がりは十分。このぐらいの遅れは想定内だろう。時計は4F52秒4-1F13秒2(一杯)と乗り込まれてきた割には平凡で、絶好調までにはひと息の感はあるが、この馬なりに態勢は整っている。
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