おしらせ
【函館SS】ローブティサージュ、コパノリチャードら有力馬最終追い
6月21日に函館競馬場で開催される函館スプリントS(GIII、芝1200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
昨年このレースで2着しているローブティサージュは放牧先から直接函館に入っており、最終追いは芝コースで行われた。古馬1000万下を1秒近く先にやっての併せ馬だったが、楽な手応えのままグングン差を詰めると直線では鞍上三浦騎手が軽く仕掛けただけであっさりパスし、2馬身の先着を決めている。ラスト1ハロンは11秒7(馬なり)の切れ味。日曜追いは14-14を消化しただけで、帰厩後の速い時計は最終追いの1本のみだが、牧場でしっかり仕上げられてきたようで問題なく力を出せるデキだろう。
前走高松宮記念では5着だったコパノリチャードは藤岡康騎手(レースは武豊騎手)を背に函館ウッドで併せ馬。1秒以上先に行かせた3歳未勝利馬を悠々追いつめ、インに潜り込んだ直線であっさり抜き去り2馬身の先着フィニッシュを決めている。最終追いでこれだけしっかりやれたのは長距離輸送をなんなくクリアできた証。前走後短期放牧を挟み、5月中旬からの乗り込みは入念そのものなだけに、ほぼ万全のデキで出走できそうだ。
前走高松宮記念での15着から反撃したいアンバルブライベンは日曜追いで終いをしっかり伸ばされており、木曜日の最終追いは函館芝コースで流す程度の内容に留まった。鞍上田中健騎手との折り合いは抜群で、ラストは軽快そのものの足取りで1ハロン12秒2(馬なり)をマーク。3カ月ぶりだが函館入りする前に栗東でもしっかり乗り込まれており久々を感じさせない、いい状態にある。
1000万下、準オープンと連勝で来ている上がり馬ティーハーフは勝浦騎手(レースは国分優騎手)を背に函館ウッドコースで追い切られた。序盤は折り合い重視でゆったり進み、終いだけ伸ばす内容。ラスト1ハロン12秒4(馬なり)という数字以上の弾けっぷりを見せ、万全の仕上がりをアピールしてみせた。函館入りする前の栗東での調整でも速い時計を出せており、休みなく走っているがデキ落ちはなく好調維持と見ていいだろう。
最下位18着だった高松宮記念からの巻き返しを期す重賞3勝馬マジンプロスパーは函館ウッドを単走の最終調整。序盤は軽快な行きっぷりを見せたが、仕掛けられたラストはやや要して1ハロン13秒2(強め)だった。放牧明けから栗東、そして函館と乗り込まれているがなかなか時計が詰まってこず良化はスロー。この馬なりに仕上がっているだろうが、完調にはあとひと息といったところか。
前走鞍馬Sで久々の勝利を飾ったスギノエンデバーは、岩田騎手を背に函館ウッドコースで追い切られた。序盤はゆったり進み、ラストでは鞍上が振るった見せムチに鋭く反応。自らハミを取って鋭い伸びを披露し、ラスト1ハロンは11秒9(馬なり)をマークしている。栗東経由の函館入厩だが、疲れはなく前走時からの好調をしっかり維持できているようだ。
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