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【地方競馬トピックス】ホッコータルマエが史上最多タイのGI級9勝なるか

■6月18日、NAR(地方競馬全国協会)は、オーストラリアのRacing New South Walesから免許を受けている市川雄介騎手(25、豪・フリー)に対して、短期騎手免許を交付したことを発表した。

今回の短期騎手免許の期間は、6月26日(金)から9月25日(金)までの約3カ月間。期間中は、愛知の今津博之厩舎に所属する予定とのこと。なお、海外の競馬統括団体の騎手免許を保有する日本国籍の者に対する地方短期騎手免許の交付は、市川騎手が9人目。

■6月24日、大井競馬場で交流重賞・帝王賞(JpnI、ダ2000m)が開催される。

中心は2年前の帝王賞覇者であるホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦)だろう。これまで昨年のチャンピオンズCなどをはじめ、中央地方でGI級は計8勝。メンバー中では、文句なしの実績最上位だ。前走はドバイに遠征し、メインのワールドCに出走。果敢にハナを奪い主導権を握ると、最後は渋太く粘って5着だった。「並走する車やスピーカーの音を怖がっていたし、物見もしていた」と幸騎手が振り返ったように、慣れない環境だったことを考えればよく健闘したと言えるだろう。先週のユニコーンSでは、この春にドバイへ遠征したゴールデンバローズがまさかの4着。となると、本馬も気になるのは一にも二にも力を出せる状態にあるかどうかだが、前走後はここを目標に、早めの帰厩からここまで入念な乗り込みを消化。20日には栗東坂路で4F55秒7-1F12秒1(強め)と鋭い伸び脚を見せており、デキに関しては問題なさそうだ。ヴァーミリアンとエスポワールシチーの持つ史上最多タイのGI級9勝へ向け、視界に曇りはない。

昨年の勝ち馬ワンダーアキュート(牡9、栗東・佐藤正)が連覇を目論む。前走のかしわ記念では、久々のコンビ復活となった和田騎手を背に、ベストウォーリアらを迎撃。9歳馬ながら、衰えを一切感じさせない走りで、3つ目となるビッグタイトルを手にしている。この中間の調整は順調そのもので、19日は和田騎手が跨り栗東ウッドで最終追い切り。長めからスタートし軽やかな脚捌きで進むと、直線ではスムーズなギアチェンジで徐々に加速。最後は余力たっぷりに6F83秒4-1F12秒0(馬なり)を計時している。万全の状態だろう。

今回が初交流重賞挑戦となるクリノスターオー(牡5、栗東・高橋忠)。新興勢力の台頭があるとすればこの馬だろう。20日の最終追い切りは、栗東坂路で4F52秒6-1F12秒0(馬なり)をマーク。力強いフットワークと、好タイムが体調の良さを窺わせる。馬体もパンと張っており、デキは最高潮と言えそうだ。昨冬のチャンピオンズCでは勝ち馬ホッコータルマエからコンマ7秒差の7着。しかし、今回は良績を残している右回りに替わる。デキの良さとコース替わりで、どこまで差を詰められるか。

迎え撃つ地方勢からは、地元大井のハッピースプリント(牡4、大井・森下淳)が最右翼か。昨冬の東京大賞典から前走のかしわ記念まで、ここ4戦はJRA勢としのぎを削っており、うち3戦で掲示板と善戦。しかも、対戦相手が違うとはいえ、東京大賞典では勝ち馬から1秒以上離されていたのが、かしわ記念では同コンマ5秒差と、徐々にその差を短縮している。4歳馬らしく順当に力をつけてきており、さらに走り慣れた地元での一戦となれば、上位争いに加わってきても良さそうだ。

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