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【宝塚記念】ゴールドシップ 3連覇へ視界良好

6月28日、阪神競馬場でJRAの上半期を締めくくるグランプリレース・宝塚記念(GI、芝2200m)が行われる。

過去2年このレースを連勝しており、今回3連覇がかかるゴールドシップが断然の主役だ。前走の天皇賞・春は後方からの競馬になりながら快勝を収め、過去2年なぜか凡走が続いた“鬼門”をクリア。改めて古馬トップクラスの力量を誇示してみせた。中間、短期放牧を挟んでの調整は青写真通り。前走で発馬機に入る際かなりゴネたため、ゲート再審査の憂き目に遭っているがこれをなんなくパスしており、精神的なダメージは考えなくていいだろう。1週前追いには横山典騎手が美浦から駆けつけ騎乗。ウッドコースで長めから軽快に飛ばしたぶん、ラストは脚が上がりかけたが、鞍上の叱咤に応え1ハロン12秒9(一杯)にまとめてみせた。体の張りは抜群で体調面にはなんの不安もない。3連覇へ視界良好。

昨年のエリザベス女王杯で、勝ちパターンに持ち込んでいたヌーヴォレコルトをクビ差で差し切ってみせたのがラキシス。続く有馬記念で0秒2差6着、そして前走大阪杯はキズナらの強豪を向こうに回し快勝と、牡馬一線級を相手にしてもヒケを取らない力量馬と言って差し支えないだろう。もっとも得意とする2200m、そして過去3勝の阪神コースなら、勝ち負けに持ち込んでなんら不思議はない。前走後、目標のここに備え中10週の期間でじっくり調整されている。C.ルメール騎手が跨った1週前追いは“角居流”3頭併せだったが、ディアデラマドレら骨っぽい相手に対して脚色優勢で先着。ほぼピークの状態に仕上がりつつあると見ていい。

昨年の2着馬カレンミロティックが今年もエントリー。前々から自在に立ち回れる脚質が持ち味で、前走天皇賞・春でも4角先頭から粘り込み勝ち馬ゴールドシップに0秒1差の3着と健闘を果たしている。その天皇賞時が文句なしの仕上がりだっただけに上積みは望みづらいが、1週前の坂路追いではしっかり負荷をかけられ好時計をマークしており、デキ落ちはなく安定しているようだ。マーメイドS、米子Sの走破時計を見る限り現状、阪神の馬場は比較的時計を要するコンディションで、パワー型のこの馬にとっては好材料。上位争いは必至か。

昨年のオークス馬ヌーヴォレコルトは前走ヴィクトリアMで断然の1番人気に推されたが、速い流れに脚が溜まらず切れ負けして0秒6差の6着に沈んでしまった。状態、展開での不利はなく一にも二にも距離適性の低さが招いた凡走だろうと、陣営は分析。その点今回は言い訳のできない距離で、反撃に期待がかかる。短期放牧後はウッドでしっかり負荷をかけられ距離延長への対応は十分。輸送を控えているため1週前のハード追いが実質の最終追いとなったが、ラストに猛然と伸びて抜群の気合い乗りを見せつけた。馬体も今回はスッキリと見せており、2000m以上の仕様に仕上がったようだ。こと状態面では、ややおとなしかった前走時以上だろう。

ラブリーデイは今年重賞を5回走り3勝をマークと、目下の充実ぶりには目を見張るものがある。2200mのGII京都記念を勝ち、前走は阪神の鳴尾記念を快勝した。今回の条件はほぼベストと言える。休みなく使われており、中間の速い時計は坂路で終いだけ伸ばされた一本のみに留まっているが、ラスト1F12秒8(馬なり)と伸びは上々。いい意味での平行線で来ているようだ。

2014年のダービー馬ワンアンドオンリーはこの春ドバイに遠征し、シーマCで3着と力の一端は見せた。先週のユニコーンSで、力量断然のゴールデンバローズが沈んだように海外帰りで調整の難しさ、見えない疲れはあるだろうがワンアンドオンリーにとって阪神コースはラジオNIKKEI杯、神戸新聞杯を快勝した相性のいい舞台。稽古の動きは物足りないが、そもそも攻めでは動かないタイプだけにそこまで懸念視しなくていいだろう。スムーズに進められれば一発も。

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