レオアクティブが引退　地方競馬に移籍予定

2011年の京王杯2歳S（GII、芝1400m）を制したレオアクティブ（牡6、美浦・杉浦）が、本日7月1日付けで競走馬登録を抹消となったことがJRAから発表された。今後は地方競馬に移籍する予定とのこと。

本馬は2011年6月に、中山芝1200mの新馬戦でデビューし、4番人気3着。2戦目の未勝利戦で初勝利を挙げると、昇級初戦のダリア賞では2着と、早くから自慢のスピードを発揮していた。自身6戦目、重賞初挑戦となった京王杯2歳Sでは、後方13番手から直線だけで前を行く12頭をゴボウ抜きし快勝。重賞ウィナーの仲間入りを果たす。それからしばらくは勝ち星から遠ざかったものの、3歳夏の朱鷺Sでは初となる対古馬戦もなんのその、久々の美酒を味わう。そして次走の京成杯AHでは、1分30秒7という超抜時計での差し切り勝ち。2つ目のタイトルを手にするとともに、世界レコードのおまけつきとなった。その韋駄天ぶりからGI制覇への期待がかかったが、これ以降に勝利を挙げることは叶わず。6月28日のパラダイスS（14着）がラストランとなった。

▽【レオアクティブ】
父アドマイヤムーン
母レオソレイユ
母父オペラハウス
通算35戦4勝

《重賞勝鞍》
2012年　京成杯AH（GIII）
2011年　京王杯2歳S（GII）

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