おしらせ
【地方競馬トピックス】スパーキングレディーCは砂の女王・サンビスタが中心
■6月28日、高知競馬第7Rでオトコノヒマツリ(牡3、高知・雑賀正)が1着となり、騎乗してい永森大智騎手(28、高知・雑賀正)は地方競馬通算1000勝を達成した。2004年10月のデビュー以来、6288戦目での記録となっている。同騎手は「馬主さんと調教師の先生のおかげで達成することが出来ました。厩舎の皆さんに助けられて感謝しています。これからも皆さんの期待に応えられるようがんばります」と、高知けいばを通じてコメントしている。
■6月30日、NAR(地方競馬全国協会)は、オーストラリア連邦から免許を受けている藤井勘一郎騎手(31)に対して、短期騎手免許を交付したことを発表した。
今回の短期騎手免許の期間は、7月1日(水)から9月30日(水)までの約3カ月間。期間中は、北海道の田中淳司厩舎に所属する。なお、海外の競馬統括団体の騎手免許を保有する日本国籍の者に対する地方短期騎手免許の交付は、藤井騎手が10人目とのこと。
■7月1日、川崎競馬場で交流重賞・スパーキングレディーC(JpnIII、ダ1600m)が開催される。
昨秋のJBCレディスクラシックを制した砂の女王・サンビスタ(牝6、栗東・角居)が中心だろう。今年に入ってからは、牝馬限定の交流重賞であるTCK女王盃、そしてマリーンCを圧勝しており、ここでも主役の座は譲らない。前走のかしわ記念(5着)後は、ひと息入れられて英気を養われ、先月24日には宝塚記念への出走を控えていた僚馬ラキシスと栗東ウッドで併せ馬。本馬が先導役を務めて直線へ向かうと、最後はクビ差かわされたものの、鋭い切れ脚を披露している。直前の28日には栗東坂路を登坂しており、余裕の手応えで4F54秒5-1F12秒8(馬なり)を計時。中間の動きを見る限り、態勢は整っていると判断して良さそうだ。
JBCレディスクラシック、TCK女王盃、マリーンCでサンビスタの後塵を拝しているトロワボヌール(牝5、美浦・畠山)。再三苦杯をなめさせられ続けているが、女王を脅かす可能性があるとすれば、成績が安定しているこの馬がその最右翼だろう。先月26日の最終追い切りは、美浦ウッドを駆けて5F66秒0-1F12秒5(強め)をマーク。単走ながら最後までしっかりとした脚取りで、上々の伸び脚を見せている。道中の加速もスムーズで、この馬なりに好調維持。
前走の天王山Sで、昨年のこのレース以来、久々の勝利を挙げたサウンドガガ(牝6、栗東・佐藤正)。上昇気流に乗った今であれば、連覇も十分可能だろう。輸送が控えているため、実質の最終追いは先月18日に行われ、栗東坂路を4F51秒7-1F12秒1(一杯)で登坂。チップを蹴散らす姿は迫力満点で、状態は高いレベルにありそうだ。
メイショウマンボ(牝5、栗東・飯田祐)は昨春のヴィクトリアM(2着)以降、ここまで7戦し、すべてでフタ桁着順と精細を欠く走りが続いている。芝GI3勝馬が、初のダートで活路を見出せるか。先月27日の最終追い切りでは栗東坂路を単走で駆け上がり、馬なりで4F51秒8-1F11秒9を記録。稽古の動き自体に問題はなく、あとは精神的な問題だろう。今回はサンビスタと同斤の58キロを課せられた。これまで56キロまでしか背負ったことがないため気になるところではあるが、地力が違うだけにあっさりまであっていい。
地方勢ではピッチシフター(牝5、愛知・川西毅)が大将格か。前走かきつばた記念は牡馬にまじっての出走となったが、地方馬最先着の4着に好走。交流重賞でも一定の力は見せている。昨年のJBCレディスクラシックでは、勝ち馬サンビスタから遅れること1秒7と、大きく差を空けられているだけに強気にはなれないが、【2.1.0.0】と得意のダートマイル戦であれば展開ひとつで上位に食い込むシーンまで。
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