おしらせ
【函館記念】前走からの前進必至 レッドレイヴン
7月19日、函館競馬場でサマー2000シリーズの第2戦となる函館記念(GIII、芝2000m)が行われる。
前哨戦の巴賞では1番人気に推されたが、2着だったレッドレイヴン。勝ち馬に2馬身半差と水を大きくあけられはしたが、展開のアヤだった感は強く、久々にしては攻め量も物足りず完調手前だったことを考えれば悲観する必要はないだろう。函館の芝は得意だし、中間もキビキビした姿を見せているように一度使われ状態面は順当に上昇しているようだ。斤量は前走比1キロ減で、これも大きな前進材料。まず勝ち負けに絡んでくるはずだ。
ラブイズブーシェは昨年の覇者。有馬記念や天皇賞・秋で4着などもあり、実績的には頭ひとつ抜けた存在と言えるが、今年が明けてからの4戦はフタ桁着順続き。大出遅れや覇気の感じられない追走ぶりを見る限り、能力がどうこうというより、精神的なものが影響してのスランプ状態にあるようだ。しかし、放牧でリフレッシュされた効果か、函館に入ってからの動きは上々。フルキチこと古川騎手が懸命に乗り込み、立て直しに成功しつつある。あとは実戦に出てどうかだが、稽古の動きからは復活の可能性は十分にありそう。
もとより中距離戦で素質を感じさせる走りを見せていたが、昨年は鳴尾記念、毎日王冠を制するなどしていっそう力と安定感を増したエアソミュール。前走の鳴尾記念は連覇を期待されながら4着に終わったが、2カ月ぶりで力みがあったのが敗因のよう。それを叩かれたことにより、いわゆる“ガスが抜けた”状態でこの中間は実に素軽い動きを見せている。函館に入っても余力たっぷりの馬なり調教続きではあるが、ラストに見せている気合いは文句なしのもの。かつて巴賞を制したことがあり洋芝は不問なだけに、ハンデ頭となる57.5キロを課せられたが上位争いは必至だろう。
前走の巴賞を見事な立ち回りから制したのがマイネルミラノだ。8頭立てで1番枠スタート、そして同型不在と条件が揃いまくったからこその結果ではあるが、洋芝適性の高さを確認できたのは収穫。相手こそ強くなるが、ここも楽しみになる勝ちっぷりではあった。快走の反動はなく、中間は元気な姿を見せており引き続きいい状態で出走できそう。今回も強力な同型不在だけに“巴賞勝ち馬は沈む”という、ジンクスを破る走りに期待してもいいかもしれない。
▽【関連リンク】
■【デビュー前日まで指名OK! 来年のダービー馬を探せ!】『UMAJIN POG 2015→2016』無料エントリー受付中!
■【UMAJINアプリ】さらに使いやすくなったバージョン2 Android版&iOS版をリリース!
■【1週前支持率調査】今年の中京記念を制すのは?
■七夕賞・馬連的中! 毎週高配当連発・驚異の新指数【WINDEX】
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない!イチオシ大予想TV「馬キュン!」