【セレクトセール2015】当歳馬セール終了　最高額はディープ産駒の牝馬で1億8000万円

日本最大級の競争馬セリ市セレクトセール（主催：日本競走馬協会）の2日目となった本日14日は、当歳馬のセリが行われ232頭が上場、うち184頭が落札された。売り上げ総額は60億6900万円。昨日の1歳馬セッションの売り上げ総額は71億450万円で、2日間の合計は131億7350円となった。本日1億円を超えた落札馬は最終的に7頭で、うち4頭がディープインパクト産駒だった。

本日最高額で落札されたのは北米でAWとダートのGIをそれぞれ勝利した母の2番仔、ウィーミスフランキーの2015（牝、父ディープインパクト）で、1億8000万円で落札者は株式会社ダノックス。

近親にトゥザヴィクトリーらがいる、ギーニョの2015（牡、父キングカメハメハ）は、1億5500万円で“トーセン”の冠号で知られる島川隆哉さんが落札した。

母はチリで年度代表馬に輝くなど通算13勝。ベルワトリングの2015（牡、父ディープインパクト）は1億2500万円で、島川隆哉さんが落札。なお、昨日は1歳馬ベルワトリングの2014（牡、父ダイワメジャー）が上場しており6400万円で落札されていた。

今年のセレクトセール、最終上場馬だったケアレスウィスパーの2015（牡、父ハービンジャー）は1億2500万円で株式会社ジャパンヘルスサミット（島川隆哉さんが経営）が落札した。トーセンジョーダン、トーセンホマレボシの名が近親として連なっている。

近親にシックスセンス、全兄にシルバーステート（7/11の新馬戦で2着）や中央2勝オリハルコンらがいるシルヴァースカヤの2015（牡、父ディープインパクト）は1億2000万円で“バローズ”の冠号で知られる猪熊広次さんが落札した。

母は米2歳GI含む重賞2勝というソーメニーウェイズの2015（牡、父ディープインパクト）は1億1500万円で“サトノ”の冠号で知られる里見治さんが落札した。

祖母がトゥザヴィクトリーとなる、ディナシーの2015（牡、父クロフネ）は1億ジャストで、金子真人HDが落札。ちなみに母ディナシーは2006年のセレクトセールで国内史上最高価格6億円で落札されたが、出走には至らなかった。

近親にマンハッタンカフェ、エアスマップ。マンハッタンセレブの2015（牡、父キングカメハメハ）は、寺田千代乃さんが9000万円で落札。　

母は北米でGIを3勝、半姉にパシフィックギャル（フラワーCで2着など）のアイランドファッションの2015（牡、父ディープインパクト）は8800万円でハンマー。落札者は里見治さん。

本日初の上場馬だった注目のオルフェーヴル産駒、母は北米ダート重賞勝ちのカリフォルニアネクターの2015（牡、父オルフェーヴル）は8000万円で、株式会社ダノックスが落札した。

※金額表示はすべて税抜き。

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