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【中京記念】GI馬カレンブラックヒル 58.5キロ克服なるか

7月26日、中京競馬場で中京記念(GIII、芝1600m)が行われる。

GI馬カレンブラックヒルが参戦。GIを勝ったのは3年前ではあるが、その後もムラはありながら渋太く活躍し、今年2月の小倉大賞典では58キロを背負って勝利している。今回トップハンデの58.5キロを背負わされるのもやむなしといったところか。前走はGI安田記念に参戦し、0秒5差の7着。スタートでやや後手を踏み、直線でも他馬にカットされるような場面がありながらの走りで、やはり力にいささかの衰えも感じられない。栗東坂路で4F51秒7という好タイムを馬なりで叩きだすなど、中間は絶好の動きを披露。時計のかかる現状の中京コースは格好の舞台と言え、酷量を克服するシーンがあって驚けない。ちなみに、昨年もGI馬サダムパテックが58キロを背負って勝っている。

橋口弘厩舎からはレッドアリオンオリービンの2頭が参戦。レッドアリオンは昨年秋にオープンへ再度昇格、今年4月のマイラーズCで重賞初制覇と充実著しい。安田記念は0秒7差の8着に終わったが密集馬群で嫌気を出しながらも良く踏ん張った内容。メンバー2位のハンデ57.5キロは妥当だろう。前走後は短期放牧に出されGI後の疲れを癒し、ここを目標に順調に来ている。中京コースは3歳時に快勝しており、1戦1勝。コース適性は問題ないだろう。オリービンは昨年このレースで0秒2差の5着。ことマイルなら大きく崩れないタイプで、前走は米子Sに参戦し2着と好走した。3カ月ぶりだった前走を叩かれ、気配は順当に上昇カーブを描いているようだ。

この橋口勢2騎が1週前追いでスパーリングを敢行。1秒ほど先行したレッドアリオンをオリービンが追ったが、内めの進路を通ったにせよ脚色圧倒でグングンと追い詰め、結局オリービンが2馬身の先着。時計は栗東坂路で4F50秒6(強め)と超抜のものが出ている。目下絶好調と言っていいだろう。レッドアリオンは近来坂路ではズブさが出てきており、オリービンに見劣ったことそのものは気にしなくていいだろう。ただし、若干馬体に緩さがあるのはまだ仕上がり途上を感じさせた。オリービンにアオられたことで今週どこまで変わり身を見せるかだろう。

野路菊S、小倉日経オープン勝ちなどがある素質馬ダローネガだが一昨年のクラス再編で降級してからは、しばらく足踏みが続いていた。しかし3走前では後に安田記念で2着するヴァンセンヌとタイム差なしの2着、2走前では勢い満点のサトノアラジンとまたしてもタイム差なしの2着に入り、前走ではこちらも素質馬ピオネロを撃破し、再度のオープン入りを決めてみせた。目下の復調気配は本物だろう。準オープンを勝ったばかりとあってハンデは55キロだが、近走のレベルを考えればかなり恵まれた印象だ。関東遠征が続いており、状態面で上積みは見込みづらい状況だが、1週前で一杯まで追われており暑いこの時期にここまで攻められるのは体調に不安のない証。いい意味での平行線と捉えて良さそうだ。2年ぶりの重賞挑戦だが、いきなりのタイトル奪取があっても。

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