おしらせ
【函館2歳S】抜群の操縦性と勝負根性 完成度高いブランボヌール
7月26日、函館競馬場でJRAでは今年初となる2歳重賞・函館2歳S(GIII、芝1200m)が行われる。
母が中央3勝のルシュクルという血統背景を持つブランボヌールの新馬戦は、序盤でややモタモタするところ見せたものの、ゴール前で抜群の操縦性と勝負根性を発揮し、2着馬との競り合いを制した。現状の完成度はかなり高そうで、引き続き鞍上は目下函館で絶好調の岩田騎手。2戦目のレース慣れでモタつきの解消を見込めば、重賞でも首位争いに加わってきそう。中間はいい意味でガスが抜け、素軽さ満点の動きを披露。1週前のウッド調教では年長馬を相手に余力を保ったまま追走同入を果たしてみせた。状態面の上積みも十分だ。
ブランボヌールが勝った新馬戦で2着だったメジェルダもエントリー。デビュー戦で2着の後、中1週で臨んだ未勝利戦ではスピードの違いだけでハナに立ち、そのまま一人旅の圧勝を収めている。現時点では世代上位のスピードの持ち主で、再度の逃走が叶えば格上げ初戦でも争覇圏内入りは十分可能。レース間隔が詰まっているあたりがどうかだが、前走が楽勝だっただけに余力はまだ残っているはず。今週の追い切りで問題なく動ければ。
18日の函館5R新馬戦で圧倒的人気に推されたドナルチアはスムーズな出から、インの逃げ馬に雁行する形で追走。直線で抜け出すのにやや要したがギアが入ってからは抜群の伸び脚を見せ、後続が来れば来るだけ伸びるといった内容で、4頭の接戦となった2着争いを尻目に悠々先頭ゴールインを果たしている。レース後、陣営はここへの臨戦を明言。前走前の追い切りはわずか2本と余裕を持たせた仕上げで、「勝って連闘」は織り込み済みだったようだ。距離はもう少しあったほうがいい印象だが、前走後鞍上岩田騎手が「遊び遊びだった」と評したように器はかなり大きそう。上位争いは必至。
オデュッセウスは、函館開幕週の新馬戦で鮮やかな逃げ切り勝ち。1枠1番という枠に恵まれた面はあるにせよ、二の脚でハナを取り切ったスピードと直線で見せた二枚腰は非凡さを感じさせた。この中間は短期放牧を挟み、函館に再入厩。15日、19日と意欲的に併せ馬を消化して追走同入を連発するなど、前走時より動きに鋭さが増しており、実戦を使われた効果は大きそうだ。こちらも上位争いに加わってくる可能性は十分。
今回の登録馬で、唯一北海道以外でのデビューだったのがラッキーボックスだ。7月4日、福島の新馬戦では先行集団の真後ろにつけ、直線で差し切っての快勝を収めている。馬群のなかでレースをこなしてみせたのは収穫で、重賞の舞台でその経験が大きく活きてくる可能性も。函館へ移り、既に時計も出しているが動きとしては上々。長距離輸送はクリアできたようで、あとは洋芝にフィットするかどうかだけ。
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