【今週の新馬戦・注目馬（土）】アストンマーチャンの半妹が福島のスプリント戦でデビュー

■7月25日、福島競馬場の第5R・メイクデビュー福島（新馬、芝1800m）にはジェラシー（牝2、美浦・菊沢）がエントリー。母グローリアスデイズは現役時、重賞勝ちこそないものの、フローラSとローズSでそれぞれ2着と高い素質を感じさせていた。また、伯父にリンカーン（阪神大賞典など重賞3勝）、叔父にヴィクトリー（皐月賞勝ち）など。先月の18日から美浦トレセンで時計を出し始め、ここまで入念な乗り込みを消化している。22日の最終追い切りは、美浦坂路でクリールランペイジとの併せ馬で行われた。4馬身ほど追走する形からスタートすると、残り200mで1馬身差まで詰め寄る。そのまま馬体を併せ、楽な手応えのまま同入を果たしている。タイムは4F56秒0-1F13秒3（馬なり）。動きは活気に溢れており、馬体の張りも上々だ。初戦から楽しみな状態で、レースに臨めそう。なお、鞍上は戸崎騎手。

▽【ジェラシー】
父ハービンジャー
母グローリアスデイズ
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　指名不可
一口モード　指名不可

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■同日、福島競馬場の第6R・メイクデビュー福島（新馬、芝1200m）でラパンノワール（牝2、美浦・斎藤誠）が初陣を迎える。母ラスリングカプスは米国産馬で、中央3勝をマーク。母としては、スプリンターズS勝ちのあるアストンマーチャンを輩出している。社台サラブレッドクラブ所属で、1口60万円、総額2400万円で募集された。ここまでゲート練習に時間を要したため、追い切り本数が少ない。そんな中間調整の中で行われた22日の最終追い切りは、美浦ウッドで同厩舎の新馬スプリットセコンドと併せ馬を敢行。直線の追い比べは両者一杯に追われるデッドヒートとなったが、最後はラパンノワールが1馬身半抜け出し、これを制している。タイムは5F70秒2-1F12秒8（一杯）。このひと追いで闘志に火が着いた感じで、まずまず力を出せそうな雰囲気だ。

▽【ラパンノワール】
父ステイゴールド
母ラスリングカプス
母父Woodman
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　指名不可
一口モード　28名

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■同日、中京競馬場の第5R・メイクデビュー中京（新馬、芝1400m）でクラリティーアイズ（牝2、栗東・池添）がデビューする。母ディマクコンダは中央で1勝。近親にはラインクラフト（桜花賞やNHKマイルCなど重賞5勝）やアドマイヤロイヤル（プロキオンS勝ち）らがいる。キャロットクラブ所属で、一口6万円、総額2400万円で募集された。大下騎手（レースはZ.パートン騎手）が騎乗した22日の最終追い切りは、栗東ウッドでタガノレオーネ（古馬500万下）との併せ馬。馬なりのパートナーを3馬身後方から追撃し、直線では一杯に追われる意欲的な内容ではあったが、結局1馬身ほど及ばずフィニッシュとなった。遅れをとったとは言え、相手は格上馬。さらに終いの脚自体は上々で、あっさり白旗とならなかったことも評価したい。水準以上の期待をかけてもいいだろう。

▽【クラリティーアイズ】
父キングカメハメハ
母ディマクコンダ
母父バチアー
▽【UMAJIN POG】
地獄モード　指名不可
一口モード　21名

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