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おしらせ

【先週のお別れ】イジゲン、ロックステップなど

[7月13日抹消]
イジゲン(牡6、美浦・堀)
通算成績
11戦5勝

母Cosmic Wish(コズミックウィッシュ)は米国産で、アメリカでは5戦1勝の成績。父Empire Maker(エンパイアメーカー)の本馬は、そんな母の5番仔にあたる。デビューは比較的遅く、3歳になった2012年の1月。石橋脩騎手を鞍上に迎え、中山芝2000mが初陣となった。単勝オッズ2.1倍の1番人気に推された本馬は、好位でレースの流れに乗ったものの、直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗退。初出走初勝利とはならなかった。続く2戦目はダートへ。血統背景から適性の高さは疑いようがなく、単勝オッズ1.7倍と圧倒的な支持を集める。レースはスタートで後手を踏み後方からの競馬を余儀なくされたが、向正面から3角へかけて大胆にマクって進出。楽な手応えのまま直線入り口で先頭に立つと、ストレートではさらに後続を突き放し2着馬に4馬身差をつけて完勝した。以降、ダート競馬へ照準を絞った出走が続く。3戦目の平場・500万下も難なく突破しオープン入りを果たしたが、初の関西圏でのレースとなった端午Sでは、ハタノヴァンクールらに敗れダートで初めて先着を許す(4着)。夏の降級を経て、古馬初対戦となった1000万特別で勝利し再び弾みをつけたが、続くレパードSでは発馬をうまく決められなかったこともあり、同年代のホッコータルマエにコンマ4秒及ばず3着に敗れる。なかなか連勝の波に乗れずにいたが、約2カ月の間隔を空けて臨んだ秋嶺Sでは、鮮やかな逃げ切り勝ちを収めて再度オープン入り。そして次走の武蔵野Sで2度目の重賞挑戦を迎える。しかし、ここでまたゲート下手を露呈し、スタートでまさかの大出遅れ。誰もが絶望を覚えたが、向正面で馬群にとりつき3?4角で前を射程圏内にとらえると、直線では鋭い脚を炸裂させ見事な差し切り勝ちを決めてみせた。晴れて重賞馬の仲間入りを果たしたイジゲン。次なるステップであるGIウイナーを目指し、ジャパンCダートへ駒を進めたが、大事な局面で再びの出遅れ。さすがにこの大一番での挽回は難しく、見せ場なく15着に敗れた。年が明けて4歳になったが、フェブラリーSで12着、連覇のかかった武蔵野Sで7着と、精細を欠く走りが続く。2014年は競馬場に姿を現すことなく過ぎ、6歳となった今年、5月下旬から坂路で時計を出し始めたが復帰することはなく、残念ながら登録抹消となった。

[7月15日抹消]
ロックステップ(牝3、栗東・友道)
通算成績
3戦0勝

母アドマイヤトパーズは未勝利。祖母アドマイヤラピスから広がる牝系は、日経新春杯など重賞3勝のアドマイヤフジや福島記念勝ちのある未完の大器・アドマイヤコスモス、GII2勝のアドマイヤデウスらを輩出している。とある番組の企画により、馬名「ロックステップ」はタレントのDAIGOさんによって命名された。初戦は遅く、3歳の夏である2015年6月。竹之下騎手が鞍上を務め、函館ダート1700mでデビューする。既走馬相手に4番人気の支持を集めたが、出負け気味のスタートが祟り、よく追い上げたが8着に敗退。ほろ苦いデビュー戦となった。間髪入れず、中1週で臨んだ2戦目では12着と前走から順位を落とし、連闘で挑んだ3走目でも12着。わずか1カ月に満たない短い期間であったが、登録抹消となっている。

[7月16日抹消]
オルドリン(牡4、栗東・角居)
通算成績
14戦1勝

母ムーンレディは独セントレジャー(GII、芝2800m)やドイッチャーヘロルト賞(GIII、芝2200m)など、ドイツで5勝。アメリカでも1勝をマークしている。繁殖牝馬としては、本馬の半兄エイシンフラッシュを輩出。日本ダービーや天皇賞・秋など、競馬史に名を残す活躍を見せた。そんな偉大な兄の影響で、オルドリンにかかる期待は当然大きく、社台サラブレッドクラブにて一口250万円(総額1億円)で募集される。名門・角居厩舎に入厩した本馬は、2歳時の冬、2013年12月に阪神2000mでデビュー。鞍上には当時まだ短期免許で来日していたM.デムーロ騎手を迎え、白星発進に向け磐石の態勢かと思われたが、まさかのシンガリ負けを喫す。年が明けて1月、今度は直線に坂のない京都競馬場へ場所を移し2戦目に臨んだが、初戦と同じく見せ場を作れないまま最後方(1頭競走中止)でレースを終える。ここで陣営はダートへの路線変更を決意し、3走目は京都ダート1800mに出走。初めて着けたブリンカーの効果もあってか、2着に好走し大きな進展を見せた。初勝利も間近に感じられたが、ここから4、7、4着と歯がゆい競馬が続く。なかなかキッカケを掴めないまま3歳夏には北海道遠征を敢行し、岩田騎手鞍上で函館1700mに出走。道中は最後方追走から、バックストレッチでジワジワと前との差を詰めて直線へ。最後の追い比べではジョッキーの猛ゲキに応えるように力強く伸び、ついに先頭でゴールイン。待望の初勝利を挙げた。連闘で臨んだ昇級初戦でも3着に好走。軌道に乗り、クラスの壁を感じさせない走りを見せたが、次走11着、次々走12着と連続して大きく敗れる。続く昇級4戦目は距離の大幅延長が奏功したか、3着に健闘し、そして5着→4着と連続して掲示板を確保。再び上昇を予感させる走りを続けてはいたが、2015年6月28日、初勝利を挙げた舞台である函館1700mで13着に大敗。これがラストランとなっている。

なお、7月13日?7月19日までの登録抹消は他96頭。

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