【クイーンS】自在性は大きな武器　ブランネージュ

8月2日、札幌競馬場では古馬牝馬の重賞クイーンS（GIII、芝1800m）が行われる。

ブランネージュは、3歳時にフローラSで2着、オークスで5着、ローズSと秋華賞でそれぞれ4着と世代上位の走りを続けた。現在は準オープン馬の身だが牝馬同士ならば格上挑戦も形だけ、と言っていいだろう。2走前で4着、前走を勝っており洋芝適性は十分だし前々で運べる自在性も小回り札幌では大きな武器になる。引き続き函館に残り調整されており、1週前はウッドコースで藤岡康騎手を背に15-15を消化。前走時にしっかり仕上がっており、大幅上積みこそ強調ないがいい意味での平行線で臨めそうだ。

阪神JFではハナ差凌いで先着し、桜花賞では後塵を拝すもクビ差で2着。ハープスターとハイレベルな攻防を繰り広げてきたレッドリヴェールだが、勝ち鞍からは1年半遠ざかっている。しかし、前走ヴィクトリアMで桜花賞以来となる掲示板内着順4着と復調気配を見せており、牡馬を相手に札幌2歳Sを勝利した舞台で復活Vとなるか。短期放牧明けで7月22日に函館競馬場の本馬場で追われたのが中間唯一の時計だが、終い重点の仕掛けにしっかり応えて素軽い伸びを見せた。牧場でしっかり乗り込まれてきたようで、状態面は文句なし。これまでも阪神JF、桜花賞とぶっつけで結果を残しており、久々は苦にしないタイプでさっそく力をフルに出してきそうだ。

前走のマーメイドSでは狭いところからゴール前で目を惹く伸びを見せたイリュミナンス。52キロと斤量に恵まれたにせよ、牝馬相手ならオープンクラスで十分やれそうなところを見せた。北海道遠征は初となるが、力が要る阪神の馬場を苦にしないところから、洋芝適性は高そうだ。定量戦で今回は55キロを背負うが前走が490キロでの出走と、ガサはあるタイプだけにそこまでの割引材料にはならないだろう。札幌入りしてさっそく終いを伸ばす攻めをこなせており、輸送は問題なくクリアできたようで、いい状態での出走が叶いそう。

フーラブライドは牡馬相手に厳しい戦いを繰り広げており、牝馬同士のここに入れば大威張りできる力の持ち主だ。近走3000m級のレースが続いているが、2000mの愛知杯勝ち、1800mの中山牝馬S勝ちがあり、今回の条件でもすんなり走れそう。3カ月ぶりで仕上がりぶりが焦点だが、牧場から直接函館競馬場に入って入念に乗り込まれておりほぼ仕上がっている。札幌芝では3回走って【0.0.0.3】だがすべて完成前の2歳時のもの。父ゴールドアリュール、母父メジロマックイーンなら洋芝が悪かろうはずがなく、フィットした走りに期待できそうだ。

▽【関連リンク】
★★★　目指せ100万円！【ウマオネア】　今回のお題は＜「アイビスSD　勝ち馬の枠は内？外？」の【2択】です！　★★★

■これを見ずして日曜日の馬券は買えない！　今週は「アイビスサマーダッシュ」イチオシ大予想TV「馬キュン!」
■福島テレビオープン　3連単5万8200円的中など先週も高配当的中連発！【WINDEX】
■【UMAJINアプリ】新バージョン現在配信中!