【今日の出来事】田辺騎手が開催4日間の騎乗停止に

■8月8日、新潟競馬第10R・阿賀野川特別で1着に入線したショウナンバッハ（牡4）が最後の直線コースで外側に斜行したため、ハッピーモーメント（牡5）の進路が狭くなる事象が発生したが、その影響がなければ被害馬ハッピーモーメントが加害馬ショウナンバッハより先に入線したとは認められなかったため、降着はなし。ただし、騎乗していた田辺裕信騎手（31、美浦・小西）に対し、開催4日間（8月15、16、22、23日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

■同じく8日、札幌競馬第6R・3歳未勝利でラッシュアタック（牡3）が1着となり、同馬を管理する菊川正達調教師（52、美浦）がJRA通算200勝を達成した。管理馬の初出走となった2001年3月10日から約14年5カ月、3768戦目での達成となり現役調教師では104人目の記録。同師は「馬を預けてくださる馬主、厩舎を支えてくれているスタッフ、応援してくださるファンの皆様のおかげで達成することが出来て感謝しています。これからはファンの皆様に注目してもらえるような馬を育てていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とJRAを通じてコメントしている。

■同日、札幌競馬第7R・3歳上500万下でシップウ（セ4）が1着となり、同馬を管理する伊藤正徳調教師（66、美浦）がJRA通算500勝を達成した。管理馬の初出走となった1988年3月5日から約27年5カ月、5378戦目での達成となり現役調教師では22人目の記録。同師はJRAを通じて次のとおりコメントしている。「たくさんの馬主さんに応援いただき、500勝を達成することが出来ました。これまでの積み重ねが実を結んだ結果だと思いますので、厩舎スタッフにも感謝しています。自分に出来ることを精一杯行い、1つでも多く勝って馬主さんに喜んでもらえるように今後とも頑張っていきたいと思います」

■同日、札幌競馬第12R・HBC賞でヴァイサーリッター（牡4）が1着となり、騎乗していた黛弘人騎手（29、美浦・フリー）はJRA通算100勝を達成した。同騎手は「騎乗に際しては依頼を受けた馬を1頭1頭丁寧に一生懸命乗ることを心掛けています。こうして100勝を達成できたのも、いつも応援してくださるオーナー、調教師、厩舎の方々のおかげだと思います。これからも、もっとファンの皆様に信頼される騎手になれるように日々努力しますので、応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

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