おしらせ
【エルムS】クリノスターオー、ソロルら有力馬最終追い
8月16日に札幌競馬場で開催されるエルムS(GIII、ダ1700m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
前走帝王賞では6着だったクリノスターオーは函館ウッドコースを単走の最終調整。馬場入りで若干ゴネたが駆け出すとスムーズそのもので、終始馬なりのまま軽快に脚を伸ばした。時計は5ハロンで68秒4と平凡なものだが、道中で落ち着いていたことは評価できるもの。帰厩からこれを含めて速い時計は3本だけだが、牧場で入念に仕上げられていたようで緩んだ雰囲気は皆無だ。力を出せる状態と見ていい。
トップハンデ57.5キロを課せられた函館のマリーンSを快勝しここに臨むソロルは、吉田隼騎手を背に函館ウッドで併せ馬を敢行した。後方からの2歳新馬を迎撃する格好で進み、馬体が並んでから仕掛けられると2馬身先着。相手が新馬だけに格好はつけたが、追われて反応にやや鈍さがあったあたりは気になるところだ。帰厩後はこれを含めて2本のみで、いささか急ピッチな仕上げという感は否めず、レースまでにどこまで変わってくるかだろう。
アクシデントのため13着に終わった前走からの巻き返しを期すカチューシャは、長めスタートから一杯に追われた1週前調整が実質の最終追いで、これで仕上がりは万全。今週は札幌ダートコースで2歳新馬と併せ馬となったが、2馬身ほど先導する形で入り、終始楽な手応えで胸を貸す格好の内容に終始した。まったく無理をするシーンはなく、最後まで抜かせずに先着フィニッシュ。前走時もいい仕上がりだったが、更に上向いて目下ピークの状態にあるようだ。
マリーンSで3着だったジェベルムーサは、岩田騎手を背に函館ダートコースで3歳未勝利馬との併せ馬を行った。余力たっぷりのまま外から追い詰め、脚色で圧倒したまま抜き去り3馬身の先着。前走時からの良化は確実で、抜群の気配で臨めそう。
前走プロキオンSで5着だったグレープブランデーは、本来追い切る予定だったダートコースが他馬のアクシデントにより一時閉鎖となったため、札幌芝コースで行われた。C.ルメール騎手を背に、前後に馬を置いての3頭併せ。序盤はゆったりと入り、終いにピッチを上げるとそれぞれと同入のフィニッシュとなっている。道中は軽快だったが、ラストで若干だけ反応に鈍さがあった。輸送は問題なくクリアし、この馬なりに順調そうではあるが3カ月ぶりだった前走を叩かれての上積みは案外で、まだ良化の余地を残している印象だ。
5カ月ぶりになるエーシンモアオバーは、三浦騎手を背に札幌ダートコースを単走。長めからスタートし軽快な行きっぷりを見せると、軽く促されたラストもタレることなくスッと加速してのフィニッシュを果たした。年齢的に大幅良化までは強調できないが、この馬なりに態勢は整ったようだ。
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