おしらせ
【エルムS】昨年2着の雪辱期す クリノスターオー
8月16日、札幌競馬場でエルムS(GIII、ダ1700m)が行われる。
クリノスターオーは、昨年重賞2勝、今年に入ってからもアンタレスSを勝ち平安Sでは2着と本格化著しい。それゆえ前走帝王賞での1秒9差6着は案外だったが、自身初の地方遠征で初経験のナイター競馬。環境に戸惑った部分もあるが、やはりかなりのハイラップで逃げる格好となってしまったのが最大の要因だろう。ここでその憂さを晴らすとともに、昨年2着に終わった雪辱も果たしたいところだ。牧場から直接函館に入り、ここまでウッドで2本。牧場でも入念に乗り込まれていたようで、緩んだ雰囲気はなく馬体の張りは抜群。あとひと追いで万全に仕上がってきそう。
3カ月ぶりだった2走前の大沼Sで3着、続く前走のマリーンSではハンデ57.5キロを課せられながら1着と近走での活況著しいのがソロルだ。北の大地があっていることもあるだろうが、2走前から着用したブリンカーが効果てきめんだったようで、一時期の不振から脱出することに成功した。舞台は札幌に移るが、小回りの1700m戦という条件は同じだけに、勢いそのままの好走に期待できそう。中間は短期放牧を挟み、再度函館入り。8月8日の土曜日に帰厩後最初の時計を出したが、新馬相手に脚色こそ見劣ったが仕掛けられると迫力ある脚捌きで相手を追い詰め同入に持ち込んでいる。ここでしっかり追ったことで、今週はグンと良くなってくるだろう。
北海道の小回りコースが“大好物”のエーシンモアオバー。エルムSには過去5回出走しており、勝ち鞍こそないものの2着が1回、3着が2回と好走歴が光る。9歳の大ベテランだが、昨年暮れに交流重賞勝ち、今年3月の交流重賞でも4着に入っており極端に力が落ちた感はない。上位争いは可能だろう。5カ月ぶりとなるだけに、仕上がり具合に焦点が当たるが6月末に函館入りしてから丹念に乗り込まれており、7月23日にはダートコースで6ハロン79秒1の好時計を馬なりで叩き出すなど、年齢を感じさせない動きを見せている。復帰緒戦から力を出し切れそうな雰囲気だ。
グレープブランデーはJDD勝ちにフェブラリーS勝ちがあり、GI級2勝と実績では最上位だ。振るわない期間が長かったが、今年はフェブラリーSで4着、2走前の交流重賞東京スプリントで4着、前走プロキオンSで5着と徐々に復調の兆しを見せている。ここ2走は1200m戦、1400m戦と短いところを走っており距離延長がどう出るかだが、前走に引き続き鞍上はC.ルメール騎手。同騎手は前走後に「1400mでは忙しかった」とコメントしており、距離が延長すれば前進可能との手応えを得ているはずだ。前走が3カ月ぶり。年齢的なものかひと叩きして大幅上昇、とまでは言い切れないまでも中間の動きには切れが増しており、一定の上積みは見込んでいいだろう。
2走前の大沼Sを勝ったジェベルムーサは、続くマリーンSで3着。ちょうどソロルと着順が入れ替わった格好だが、近況がいいという点では大差ないだろう。スタートが不安定でアテにならない部分はあるにせよ、自分で動いていける器用さがあり、いかにも小回りコース向きの馬だ。前走時が566キロという大型馬だけに、叩かれての上昇度は大きいようで目下絶好調と言える動きを披露している。相手は強化されるが、このデキなら互角にやれていいだろう。
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