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【札幌記念】GI馬ラキシス あとひと追いで仕上がる

8月23日、札幌競馬場でサマー2000シリーズの第4戦となる札幌記念(GII、芝2000m)が行われる。

ラキシスは昨年秋のエリザベス女王杯勝ち馬。続く昨年暮れの有馬記念では0秒2差6着、そして2走前の大阪杯ではキズナを2馬身突き放して勝利するなど、性別関係なく古馬一線級の力量馬と言っていい。前走宝塚記念は2番人気を裏切る8着に終わったが、スローペースのなか出負けして大外を回らされた不利が大きかったし前走比プラス10キロ(エリザベス女王杯時からは20キロ増)と、重め残りだったのもいささか影響したよう。GIIのここで巻き返しを期す。洋芝コースは初体験となるが大阪杯勝ちは不良馬場、2着だった2013年エリザベス女王杯は重馬場でのものでパワー勝負は苦にしてこなかった。小回りコースも、ある程度の器用さが求められる新潟2200m戦(昨年9月のオールカマー)での2着がある。舞台設定から割り引きは不要だろう。時計に派手さはないが調整は順調で、あとひと追いあれば力を出せるデキに仕上がってきそう。勝ち負け濃厚。

昨年秋の菊花賞をレコード勝ちしたトーホウジャッカルだが、その後は打撲や蹄の不安などがあり休養が長くなってしまった。前走宝塚記念が8カ月ぶりのぶっつけ。調整過程もいささか心もとなく苦戦やむなしの感はあったが、大外から力強く伸びてラブリーデイに0秒3の4着に迫ってみせた。もう少し流れる展開ならば勝ち負けもあったと思わせる内容で、敗れはしたが底知れぬポテンシャルをアピールしたと言っていい。今回は初の北海道遠征。小倉、京都と軽い芝を得意としておりパワー勝負で未知数の部分があるものの、器の違いでなんなくクリアしてしまいそうな雰囲気はある。8月8日に放牧先から直接札幌入り。12日、ダートコースでの1週前追いが中間の初時計で、酒井騎手を背に3歳未勝利馬に対し1馬身の先着を果たした。相手の格を考えれば突き放して欲しかったところで、いささか見栄えは悪いが、ここでしっかり追ったことで変わる手応えを鞍上は得たよう。栗東でも派手に動くタイプではなく、このぐらいでいいのかも知れない。

ダービーフィズは早くから素質を評価されていた1頭。1000万条件でモタモタしていた時期もあったが、明けて5歳となった今年、条件クラスを突破し前走函館記念で念願の重賞初勝利を挙げた。相手は一気に強くなるが、前走が自身初の函館戦ながら勝ち切ったように洋芝適性は高そう。本格化の勢いと、使われている強みもあり、GI実績馬らと互角の戦いに持ち込みたいところだ。前走後は社台ファームでの調整を挟み札幌競馬場に入っている。中間の時計は16日の日曜日に軽く流した1本のみだが、馬体の張りは抜群で前走激戦のダメージからしっかり回復を果たしたようだ。高いレベルでの好調を維持。

昨年後半に京都大賞典、金鯱賞と別定GIIを連勝したラストインパクトは、今年に入り阪神大賞典で3着、春の天皇賞で0秒2差4着とトップクラスに伍する力量を身に着けつつある。距離は本来このぐらいがいい馬で、今回初の洋芝を苦にしなければ争覇圏入りは可能。7月下旬から札幌で入念に調整されており、当初やや太く見えた体は順調に締まってきている。1週前はダートコースで終い重点に追われ、3F37秒9-1F11秒6(一杯)の切れ味を披露した。4カ月ぶりを感じさせない、絶好のデキにある。

一昨年のこのレース(函館開催)を制したトウケイヘイローは、2走前の鳴尾記念が屈腱炎による9カ月半の休養明け。そこではさすがに息切れしてラブリーデイに1秒8差の10着に終わったが、続く前走七夕賞は58キロを背負って0秒4差7着と、かすかながらではあるものの上昇気配を窺わせた。中間はウッドと坂路を併用した充実の稽古を消化しており、更に上昇しているよう。洋芝替わり、別定での斤量減も前進材料で、逃げ1車の展開利が手伝っての復活劇は考えておきたい。

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