2013年日経新春杯制したカポーティスターが引退　乗馬に

2013年の日経新春杯（GII、芝2400m）を制したカポーティスター（牡6、栗東・矢作）が8月17日付でJRAの競走馬登録を抹消、現役引退となることが発表された。今後は福岡県福岡市の福岡馬事公苑で乗馬となる予定とのこと。

同馬は2012年2月にデビュー。3戦目で初勝利を挙げると次走の新緑賞（500万下）も快勝、青葉賞では2番人気の支持を集めた（9着）。秋には神戸新聞杯へ出走するも9着に終わり、クラシック参戦は叶わず自己条件で勝ち星を重ねて行くこととなる。明け4歳緒戦の日経新春杯ではこれまで重賞での実績がなかったことから10番人気に甘んじていたが、好位追走から直線内を突いて抜け出すと、1番人気ムスカテールの追撃を振り切って初の重賞タイトルを手にしている。同年3月に出走した日経賞ではフェノーメノの2着に好走し、天皇賞・春にも出走を果たした（15着）。次走の目黒記念出走後は屈腱炎により長期休養へ。2014年12月ベテルギウスSにて約1年半振りの復帰を果たしていたが、これをラストランに中央登録抹消、引退となっている。

▽【カポーティスター】
父ハーツクライ
母サビアーレ
母父Capote
※近親にエピセアローム（セントウルSなど重賞2勝）。
通算15戦4勝

▽重賞勝鞍
2013年 日経新春杯（GII）

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