おしらせ
【札幌2歳S】アラバスターが来春の主役候補へ名乗りを挙げるか
9月5日、札幌競馬場では札幌2歳S(GIII、芝1800m)が行われる。
母は2010年の阪神JF勝ち馬レーヴディソール。良血馬アラバスターは8月16日、札幌芝1800mの新馬戦で1番人気の期待にしっかり応え勝利を収めた。直線に入っての追い比べで若干エンジンの掛かりに鈍さを見せたものの、いざ着火すると後続を問題にしない伸び。着差は1馬身半差だったが、それ以上の強さを感じさせる内容だった。まだ完調手前に思えた仕上がりで、この勝ち方。血統背景も含めて世代トップクラスのポテンシャルの持ち主と見ていいだろう。前走後はすぐにここを目標に据え、札幌に滞在しての調整が続いている。15-15程度ではあるが、8月29日に中間の初時計を消化。硬さは見られず、気迫を表に出して進んでいったあたり使った効果は大きそうだ。ここを通過点にして、来春の主役候補へ名乗りを挙げたい。
8月2日、札幌芝1800mの新馬戦を逃げ切って勝利したプロフェットは、名牝系フェアリードール一族の末裔。近親にトゥザヴィクトリーやサイレントディール、デニムアンドルビーらの名が連なり、こちらの血統背景も華やかだ。栗東、そして札幌で十分に乗り込まれてデビュー戦を迎え、仕上がりの良さを誇示するかのように軽快にハナへ。道中はフワフワするような若さも見せたが、直線で追われると後続をなんなく突き放し、逃げ切り勝ちを収めた。スローペースだったため時計は平凡だが、直線での弾け方から器はかなりのものと判断できる。中間は短期放牧に出され、8月16日に札幌へ帰厩。前走時に十分仕上がっていたため、中間は馬なりオンリーだが素軽い伸びを見せていいデキは維持できているようだ。こちらも来春の飛躍を期す1頭だけに、存在感をここで示しておきたいところだろう。
8月23日の札幌芝1800m新馬戦は評判馬ダノンサンシャインとディープエクシードの対決に注目が集まったが、制したのは8番人気リアルキングだった。大外の人気薄馬が先手を奪った、ということで後続のマークが甘くなった展開利はあったにせよ直線では後続に詰め寄られるが自身も良く伸び、ラスト2ハロンを11秒6-11秒8と秀逸なラップで走破してみせた。レース全体の時計1分51秒7も優秀で、フロック視するのは禁物だろう。まだ攻め込めていない状態でのデビュー戦出走だっただけに、使われての上積みは大きいはず。重賞でも互角の走りに期待。
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