皐月賞馬ジオグリフが骨折／ラジオNIKKEI賞を制したヴァイスメテオールが調教後の故障により安楽死

■今年の皐月賞馬で、先日の日本ダービーでは7着だったジオグリフ（牡3、美浦・木村）の右前脚第1指骨骨折が判明した。同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブ（馬主名義はサンデーレーシング）が発表したもの。

全治3カ月の診断で、今後は手術で骨片を摘出することはせずこのまま完治を待つ方針。

■昨年のラジオNIKKEI賞を制したヴァイスメテオール（牡4、美浦・木村）が1日の追い切りの際に右前球節の開放骨折を発症。診療所にて予後不良と診断され、安楽死の処置が取られた。

同馬は今年の皐月賞、ダービーでいずれも2着だったイクイノックスの半兄。前走のメトロポリタンSを制し、エプソムCに向けて調教が行われているところだった。

▽【ヴァイスメテオール】
父キングカメハメハ
母シャトーブランシュ
母父キングヘイロー
通算8戦4勝

《重賞勝鞍》
2021年　ラジオNIKKEI賞（GIII）

（Text:Hiraishi）

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