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【今週の重賞】[鳴尾記念]2020年ダービー3着馬・ヴェルトライゼンデが復帰初戦を迎える

■6月4日、中京競馬場で第75回・鳴尾記念(GIII、芝2000m)が行われる。

一昨年のダービー3着馬ヴェルトライゼンデ(牡5、栗東・池江)がD.レーン騎手を鞍上に迎え、2021年1月以来の復帰戦に挑む。新馬、萩Sと連勝して挑んだホープフルSでは無敗の3冠馬コントレイルに敗れ2着。以後、年明け初戦のスプリングSで断然人気に推されるも2着に敗れるなど重賞で好走するが勝ち切れない悔しいレースが続いている。しかし日本ダービー3着時にみせた走りは、まさにドリームジャーニー産駒といった長くいい脚を使っており、GI級のポテンシャルを感じさせるものだった。屈腱炎明けで1年以上ぶりとなるが、先週は坂路自己ベストとなる猛時計をマークするなど、ここまでの乗り込みは入念。いきなりの初タイトル獲得も期待できそう。

こちらも5度目の重賞挑戦で初タイトルを目指すジェラルディーナ(牝4、栗東・斉藤崇)。母はGI7勝の名牝ジェンティルドンナという超良血。母と同じ旧・石坂正厩舎に所属したこともあり大きな期待をかけられるも、阪神JFでは出遅れが響き7着に敗退するなど気性面で幼さをみせ、結果が出ないレースが続いた。しかし調教師の定年による解散を迎え、現在の斉藤崇厩舎に転厩したあとの昨年の夏ごろから秋にかけて、徐々に精神面の成長を見せ、条件戦を3連勝するなど再度重賞戦線に舞い戻ってきた。前走の阪神牝馬Sでは、上がり最速の脚を使うも6着。マイル戦はテンに少し忙しい感じがあり、距離延長は歓迎材料だ。

昨年1番人気に推されながら6着に終わったリベンジに燃えるサンレイポケット(牡7、栗東・高橋忠)は、昨年の新潟大賞典に続く重賞2勝目を狙う。2戦目の3歳未勝利戦で勝ち上がり、一昨年のジューンSを制しオープンクラス入り。同年の新潟記念や毎日王冠でともに3着するなど重賞戦線で好走を続け、昨年の新潟記念で重賞制覇を果たした。その後も天皇賞・秋、ジャパンCという古馬GIになっても4着という実績を挙げるなど年々力を着け安定した走りを見せ続けている。前走の金鯱賞では、開幕週のスピード馬場ということもあり力を出し切れず7着と敗れたが、地力が問われるタフな競馬になれば相手を寄せ付けずあっさり勝ち切りも十分ありそう。

昨年の金鯱賞で最低人気ながら勝利のギベオン(牡7、栗東・藤原)も虎視眈々と3つ目の重賞タイトルを狙う。金鯱賞の他にも2018年の中日新聞杯を制しており、中京芝2000mは得意の条件だ。1年以上勝利から遠ざかっているが、前走の金鯱賞では好位追走し、1着のジャックドール、2着のレイパパレには離されたが渋太く粘り5着。昨年よりメンバーが揃っていた点も踏まえると好走と言えるだろう。得意コースのここなら威張れる実績の持ち主でマイペースに持ち込めば楽しみがありそうだ。

その他には、前走の新潟大賞典で初重賞挑戦ながら2着と地力を見せたカイザーバローズ(牡4、栗東・中内田)、阪神大賞典6着からの巻き返しを期すキングオブドラゴン(牡5、栗東・矢作)、同距離の中日新聞杯勝ちがある実力馬ショウナンバルディ(牡6、栗東・松下)なども出走を予定している。春のグランプリ・宝塚記念に向けて重要な前哨戦。是非とも注目したい一戦だ。

(Text:Nakai)

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