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【ローズS】ミッキークイーンら有力馬最終追い ショウナンアデラは回避

9月20日に阪神競馬場で開催されるローズS(GII、芝1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

オークス馬ミッキークイーンは、栗東ウッドで単走の調整。馬場が混み合う時間帯で後方から来た別厩舎の2頭と併せ馬のような態勢となる場面もあったが、ムキになることなく自分のペースで駆け抜けた。ラストで鞍上の手が動いたあたり、まだピークのデキとは言い切れないが落ち着きぶりは強調できる。春の女王として恥ずかしくない競馬ができる態勢だろう。

桜花賞を制したレッツゴードンキは栗東坂路で追い切られた。目標にするはずの馬が先に行き過ぎ、これを追いかけて序盤からペースアップ。4F全体で51秒0(強め)と、想定以上のタイムとなった。ややオーバーワークとなってしまったのは誤算に違いないが、ラスト2ハロンで11秒8-12秒2と極端に失速することがなかったのは収穫。中間は質量ともに充実の稽古内容をこなしていることもあり、申し分ないデキにある。

フローラSを制したシングウィズジョイは栗東坂路を単走。最後まで手応え十分のままだったがラストは自ら気合いを表に出し、2ハロン12秒3-12秒2の極上ラップを刻んでみせた。4ハロン全体は51秒3(馬なり)で、自己ベストを優に更新する数字。他陣営の馬で進路が塞がりかける場面を意に介せず、しっかり伸びていた点も好感が持てる。1週前に内田騎手が跨ったハード追いが奏功したようで、状態は一気にアップ。絶好の状態に仕上がったと言える。

フィリーズRの勝ち馬クイーンズリングは栗東ウッドで単走の追い切りを行った。1週前にビッシリ追われており、この日は終いだけの内容。馬体は成長分を含めてもいささか太く映り、ラストで仕掛けられての反応にやや鈍さがあったあたりはいかにも休み明けと言った感はあるが、長めからのメニューをしっかり消化できた点は評価できる。悪くない仕上がり。

3戦無敗のディープジュエリーは、美浦ウッドで柴山騎手を背に評判の2歳新馬を相手に併せ馬。後方発進から脚色圧倒で追い詰め、同入のフィニッシュに持ち込んでみせた。輸送を考慮し敢えてセーブした内容だったが、追えばいくらでも突き放せそうな雰囲気。肉体、反応面ともに休み明けを思わせないシャープさがあり、文句なしの状態だ。

上がり馬トーセンビクトリーは、栗東ウッドでの交流GI馬サンビスタ、500万条件モンドシャルナの僚馬2頭を相手にしての“角居流”最終スパーリングを行った。最後方から追撃を開始し、直線では間に割って入ったが怯むところなく抜群の折り合いを披露。手が動いた相手に対し、最後まで脚色優勢を保って同入フィニッシュを果たしている。夏に使われてきたが疲れた様子はなく、更に状態を上げ目下絶好調と見ていいだろう。

なお阪神JFを制して以来、9カ月ぶりのレースに臨む予定だったショウナンアデラは追い切り後に捻挫が判明したため回避となった。

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