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【ローズS】樫女王ミッキークイーン 阪神外回りは申し分ない舞台

9月20日、阪神競馬場で3着馬までに優先出走権が与えられる秋華賞トライアル・ローズS(GII、芝1800m)が行われる。

今年5月のオークスを、ミッキークイーンは直線で力強く伸び快勝。1冠目桜花賞を抽選除外となった憂さを見事に晴らしてみせた。道中でタメがきき、終いに抜群の切れ味を使えるのが最大の持ち味で、阪神外回りは復帰戦として申し分のない舞台だろう。東京マイルのクイーンCでは2着しており、同世代相手なら1800mも問題なくこなすはず。夏場の休養を経て8月下旬に帰厩。馬体の維持が念頭にあるためか、中間の攻め量にはやや物足りなさを感じるが2週前、1週前とオープン馬相手の併せ馬では続けて優勢の動きを披露できていた。恥ずかしくない競馬ができる程度には仕上がってきているようだ。

桜花賞馬レッツゴードンキもここから始動。桜花賞は鞍上岩田騎手の絶妙なペースメイクで勝利、オークスは控えたところで行きたがるチグハグな競馬で惨敗と、結果は折り合い面次第という脆さを抱える馬ではあるがエンジン性能が抜群なのは言うまでもない。ローズSは例年スローとなる傾向があり、その点は気がかりだが距離はオークスから3ハロンの短縮。上がり馬メジャーガラメキが引っ張る流れになれば脚は溜まるはずで、あとは今年重賞13勝、夏競馬も絶好調だった鞍上岩田騎手の手綱捌き次第だろう。休養を挟んで函館、そして栗東と入念に乗り込まれてきており仕上がりに関しては申し分なし。

昨年の2歳女王に輝くも、骨折により春のクラシックシーズンは全休という憂き目に逢ったショウナンアデラが、9カ月ぶりの復帰戦に挑む。休養前はマイルまでの経験しかないが、阪神JFで圧倒的なパフォーマンスを見せており同じ阪神外回りで、プラス1ハロンならば楽にこなして不思議はない。7月上旬に帰厩。8月中旬に15-15を消化したのを皮切りとして、馬なりオンリーではあるものの徐々に稽古のピッチは上がってきている。1週前追いでは美浦坂路の一番時計を馬なりでマーク。しっかり負荷をかけたメニューをこなしていないあたりがどうかだが、復帰戦としては悪くないデキに仕上がりつつある。

フローラSを勝ち、勇躍オークスに挑んだシングウィズジョイだったが、春5戦目での疲れもあったのか最下位17着に終わってしまった。休養でしっかり立て直されたここで、復権への足掛かりとなる走りを見せたいところだろう。栗東ウッドでの1週前追いには内田騎手が駆けつけ騎乗。2歳未勝利馬相手に脚力の違いを見せ、大差先着を果たしている。休養効果か、体の張りも抜群で目下絶好の状態にありそう。阪神千八は500万特別君子蘭賞快勝があり、舞台設定も申し分なし。

実績馬が優勢の雰囲気だが、上がり馬で注目するなら500万、1000万と古馬相手にここまで連勝で来ているトーセンビクトリーか。骨折などがあり順調さを欠いていた良血馬が、ようやく軌道に乗ってきたようだ。骨折からの復帰後はまとまった休みなく走っているが、適度に間隔をあけて使われており目だった疲れはない。1週前は古馬準オープンをアオり、13日の日曜追いでは栗東坂路で4F52秒6の好タイムを馬なりでマーク。一連の好調をしっかりキープできているようだ。

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