おしらせ
【地方競馬トピックス】本日、大井競馬場で東京盃が開催 20:10に発走!
■9月22日、23日に台風18号などによる大雨で被害にあった地域を支援するため、浦和競馬場内において募金活動を埼玉県騎手会(繁田建一会長)が行った。2日間で30万7244円の義援金が集まり、この義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届けられる予定とのこと。
■本日9月30日、大井競馬場で交流重賞・東京盃(JpnII、ダ1200m)が開催される。例年、優勝馬(地方、中央関係なく)には11月に開催の大一番、JBCスプリントへの優先出走権が与えられる「Road to JBC」として行われるレースだが、今年は本番とまったく同じ大井1200mが舞台。本番に直結する走りを見せるのはどの馬か。
JRAからは5頭が参戦するが、大将格はダノンレジェンド(牡5、栗東・村山)だろう。昨年暮れのカペラSで重賞を初制覇。今年に入ってからは高知、大井、門別、盛岡と地方を転戦し交流重賞を3勝、3着1回と急激に力をつけている存在だ。特に前走、盛岡のクラスターCは激しい先陣争いのなか自分のリズムで競馬ができなかったにもかかわらず、直線では他馬と別格の脚を使い6馬身差V。その勢いに乗りプレップレースのここをあっさり制するようなら、JBCスプリントでも主役候補になりそう。短期放牧を挟んでおり、帰厩後の動きはいささか冴えなかったが24日に併せ馬でしっかり負荷をかけられたのが奏功したようで、最終追いとなる27日のダートコース追いでは素軽い伸びを見せていた。なんとか間に合ったようだ。
昨年11月のJBCレディスクラシックは9着、今年2月のフェブラリーSでは10着とGI級へ果敢に挑んだコーリンベリー(牝4、栗東・柴田見)。強豪に揉まれた経験が糧となったか5月の交流重賞かきつばた記念で初の重賞制覇、前走プロキオンSではGI馬ベストウォーリアに0秒3差で食い下がる2着と地力強化ぶりは顕著だ。2カ月ぶりになるがここでの始動は当初からの予定通り。3週連続ウッドで長めから追われるハードトレをこなし、好調時と遜色ないレベルにまで仕上がっている。
シゲルカガ(牡4、栗東・谷)は2走前の北海道スプリントCでダノンレジェンドに先着。前走は7着と崩れたが、ベストから1ハロン長い1400m戦だった。距離が1200mならまず崩れずに走れており、上位争い必至。同型の存在は気になるところだが、これまでダートのレースでハナを許したのは2歳9月、500万条件戦の1回だけ。ここも軽快にハナを取り切ってくれそうだ。前走がマイナス12キロでの出走で中間の調整に注目だったが、9月25日に終いだけとは言え目一杯に追われている。しっかり回復していると見ていいだろう。
地方勢では、園田から参戦するタガノジンガロ(牡5、園田・新子雅)に注目したい。4走前の黒船賞では勝ったダノンレジェンドに0秒5差、2着ドリームバレンチノに半馬身の3着。前走佐賀のサマーチャンピオンでは勝ち馬タガノトネールに0秒5差の2着と、交流重賞で中央勢と互角に渡り合っている。これまで距離1200mは未経験で、今回が初となるあたりがどうかだが交流重賞ですんなり流れに乗れており、ここもスピードでそうは見劣らないだろう。2カ月ぶりを使われて状態はすこぶる順調とのこと。先行争いが激化し、乱ペースとなれば上位食い込みの可能性も。
■明日10月1日、大井競馬場で交流重賞・レディスプレリュード(JpnII、ダ1800m)が開催。このレースも「Road to JBC」として行われるため、勝ち馬にはJBCレディスクラシックの優先出走権が与えられる。
こちらもJRAから5頭が参戦。ブリーダーズゴールドCの再戦の様相を呈しているが、そうなれば注目は同レース勝ち馬のアムールブリエ(牝4、栗東・松永幹)だろう。その前走は約5カ月ぶりの休み明けであったのにもかかわらず、先に抜け出したサンビスタをゴール手前で差し切って勝利。交流重賞・エンプレス杯からの連勝を決めるとともに、良血馬の才能開花を高らかに誇示してみせた。前走後は短期放牧を挟みリフレッシュ。27日には栗東ウッドを単騎で駆け素軽い動きを見せているように、ここを目標に順調に仕上がっている印象だ。世代交代を確実のものとするためにも、連勝を伸ばして本番に臨みたいところだ。
昨年のダート女王・サンビスタ(牝6、栗東・角居)が苦しんでいる。年明けのTCK女王盃、4月のマリーンCを制覇し、今年の牝馬ダート重賞戦線を牽引していくかに思われたが、スパーキングレディーCではトロワボヌールの3着に、そしてブリーダーズゴールドCでは前述のアムールブリエの2着に敗れ、今夏にまさかの連敗を喫した。復権を誓い、【1.1.0.0】と好相性の大井でリベンジに燃える。この中間は、デニムアンドルビーら厩舎の骨っぽいところを相手に3頭併せを行うなど、意欲的な攻め内容を消化。それに馬自身が応えるように、グングンと良化してきている印象だ。準備は整ったか。
3歳馬ホワイトフーガ(牝3、美浦・高木)は前走ブリーダーズゴールドCで3着。勝ち馬から離されること1秒1差ではあったが、初の対古馬戦、そしてまだキャリア8戦目だったことを考えれば、そう悲観する内容ではないだろう。激戦の疲れはなかったようで、この中間も熱心に鍛えられている。27日には美浦坂路で同厩サウンドトゥルー(古馬オープン)を5馬身ほど追走。力強い脚捌きでパートナーを射程圏内にとらえると、最後の追い比べでは一歩も引くことなく、渋太い粘りを見せて同入を果たしている。動きはハツラツとしており、いかにも体調は良さそうだ。これまでの走りから距離短縮はプラスに出そうで、ここで逆襲のシーンがあっても驚けないだろう。
トロワボヌール(牝5、美浦・畠山)は約4カ月ぶりの一戦となる。今年に入ってからの充実ぶりは顕著で、これまで幾度となく苦杯をなめさせらたサンビスタを、前走のスパーキングレディーCで下してみせた。昨年のJBCレディスクラシックではその宿敵を前に2着と悔し涙をのんだが、1年越しの悲願達成に向けここで弾みをつけたいところだ。夏場は山元トレセンへ放牧に出し英気を養うと、帰厩後の乗り込み本数こそ少なく映るが、24日には美浦ウッドで軽快なフットワークを披露。態勢は整っていると見て問題ないだろう。
地方勢のエース格はブルーチッパー(牝5、大井・荒山勝)か。転入初戦、そして約3カ月ぶりだった前走のスパーキングサマーCでは、牡馬相手に逃げ切りV。中央時代には昨年のJBCレディスクラシックで5着、クイーン賞で3着と高いレベルで好戦していた素質馬が、新天地でさらに力を付けてきている印象だ。使った上積みを考えると、ここでも上位に食い込んでくる可能性は十分。
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