【先週のお別れ】ゼンノルジェロ、プリモレガーロなど

[9月24日抹消]
ゼンノルジェロ（牡7、栗東・飯田祐）
通算成績
24戦4勝

母は1999年・報知杯4歳牝馬特別（現在のフィリーズR）勝ちや桜花賞2着のフサイチエアデール、半姉は2005年・クイーンC勝ちのライラプス、半兄には2005年・朝日杯FS勝ちで同年のJRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたフサイチリシャールなどがいる。本馬は2009年のセレクトセールにおいて、大迫久美子氏により1億円で落札された。2010年9月の阪神芝1600mでデビュー戦を迎え、2番人気に支持される。道中は先行し、直線では渋太く伸びたが3着に終わる。続く翌月の2戦目は3番人気に支持されるも4着に敗れ、約4カ月の休養を挟んだ3戦目は芝からダートへ路線を転向。レースでは中団から徐々にポジションをあげ4着と次に繋がる結果となったが、4戦目では1番人気に支持されるも伸びを欠き8着と人気を裏切る形となった。そしてひと息入れられ、再び芝へ戻った2011年5月の5戦目では、先行策から鋭く伸び念願の初勝利を掴む。さらに約1年5カ月の長期休養を経て再びダートで復帰となったが、振るわない成績が続き、2013年4月には芝路線へ再び変更し500万下、1000万下と続けて連勝。しかし、準オープンからはなかなか抜け出すことが出来ず、長い期間を経て2014年12月にやっとオープン入りを果たすが、その後見せ場なく、2015年8月の小倉日経オープンを最後に登録抹消となった。

[9月24日抹消]
プリモレガーロ（牝3、栗東・石坂）
通算成績
8戦0勝

半兄のリーチザクラウンはマイラーズC勝ちや日本ダービー2着など、祖母は海外GI・フリゼットS勝ちなど海外で4勝しているクラシッククラウンである。本馬はシルクホースクラブ所属で、一口価格5万円、総額2500万円で募集された。初陣は2015年1月、京都芝1800m。4番人気に支持され、道中は先行するも伸びを欠き4着に。翌月の2戦目では5番人気と支持をやや下げるが、上がり3位タイの脚を使い3着に奮闘する。続く3、4戦目となかなか結果が振るわず、5、6戦目はダート路線へ転向するが、結果を出すことができずにいた。ひと息入れた7戦目では、再び芝に戻り10番人気と低評価ではあったが先行策からの4着に入る。中1週で挑んだ8戦目では、減量騎手を鞍上に起用し、上がり3位タイと健闘するも6着に敗れ、残念ながらこのレースを最後に、中央登録抹消となった。

なお、9月21日?9月27日までの登録抹消は他184頭。

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