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【京都大賞典】GI馬ラブリーデイ 意欲的な稽古消化

10月12日、京都競馬場では京都大賞典(GII、芝2400m)が行われる。

前走宝塚記念を先行策から渋太く押し切り勝ちし、GIホースに上り詰めたのがラブリーデイだ。今年上半期だけでGIを含む重賞4勝という圧巻のパフォーマンス。以前は気性に難がありエンジン性能に見合う結果がついてこなかったが、好位でじっくり立ち回れるようになった精神面での進境が、躍進を支えているようだ。当初からここを復帰戦と見据え、ここまでの調整は狂いなく進行。9月24日、30日とウッドで長めから入っての併せ馬を消化するなど意欲的な内容で、元来叩き良化型ではあるが、これまでの休み明けとは違った姿で臨んできそうだ。開幕週の好コンディションも歓迎で、まず勝ち負けだろう。

エリザベス女王杯馬ラキシスは、今期の初戦として臨んだ大阪杯を制し牡馬一線級と互角にやれるところをアピール。宝塚記念は8着、前走札幌記念は5着とひと息の成績が続くが宝塚記念は外めの枠スタートから前残りの流れを後方から追いかける展開不利があり、札幌記念は逆に最内1枠1番スタートで小回りコースで窮屈なレースを強いられたもの。フットワーク的にパワーを要する洋芝もあわなかった。いずれも力を出し切っての結果ではなかったはずで、条件が好転するここで巻き返しておきたいところだろう。札幌遠征後だが疲れはないようで、この中間は稽古で躍動の姿を披露。9月27日は翌週にオープン特別を快勝する僚馬フルーキーと互角の動きを見せており、前走時からの上積みは大きそう。ラブリーデイは強敵だが、夏に1度使われている順調さはアドバンテージで逆転は十分に可能。

昨年の日本ダービー馬ワンアンドオンリーは今年3月、ドバイに遠征し世界から強豪が揃ったシーマCで2着のフリントシャー(2年連続凱旋門賞で2着)に2馬身差と迫る3着に健闘した。昨年秋の神戸新聞杯勝ち以来、久しぶりの複勝圏内入りでダービー馬の力量いまだ健在をアピール。帰国初戦だった前走宝塚記念は調整が難しかったし、レースでは最後の直線で追いずらい場面もあった。11着という結果を悲観視しなくてもいいだろう。捌きやすい頭数に収まるここで、改めて復権への狼煙を上げたい。帰国2戦目で、中間は至極順調。1週前の坂路追いは併せ馬で見劣ったが、稽古で走らなくなってきたこの馬なりにまずまずの動き。本数は十分に消化しており、身体に張りも見られる。宝塚記念時よりはいい状態なのは間違いない。

サウンズオブアースは昨年の菊花賞2着馬。前走の天皇賞・春9着が案外だが、発表は良ながら力が要るコンディションだった馬場がフィットしなかったもの。開幕週の軽い馬場なら巻き返してくるはずだ。1週前に自己ベストを1秒5も縮める坂路4F51秒3(一杯)を叩き出すなど、休養後の攻め気配は絶好。鉄砲でも問題なく走れるタイプで、上位食い込み濃厚な雰囲気だ。

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