【地方競馬トピックス】大山真騎手が地方競馬通算1000勝を達成

■10月9日、園田競馬第6Rをエイシンサブウェイ（牡3、兵庫・橋本明）で1着となり、騎乗していた大山真吾騎手（31、兵庫・碇清次）は地方競馬通算1000勝を達成した。2003年10月のデビュー以来、1万673戦目での記録となっている。

○主な重賞勝ち鞍
2004年　菊水賞（園田）
2012年　六甲盃（園田）
2014年　MRO金賞（金沢）など5勝

■10月15日、門別競馬場で交流重賞・エーデルワイス賞（JpnIII、ダ1200m）が開催される。本競走はJRA勢が4頭、迎え撃つ北海道勢は11頭が出走。果たして軍配はどちらに!?

中央勢で唯一、ダート戦を勝ってここに臨むチェストケリリー（牝2、美浦・武井）が中心か。新潟でのデビュー戦では直線大外から鋭い伸び脚を使い、逃げ粘るドウカンヤマを力でねじ伏せての勝利。2着馬がその後すぐに未勝利戦を勝ちあがっているように、決してレベルの低い一戦ではなかった。前走後はプール調教で負荷をかけつつ調整。9月下旬から馬場での乗り込みを再開している。長距離輸送が控えているため直前はソフトなメニューとなったが、動きを見る限りフットワークは素軽く馬体の張りも十分。好調キープと見て良さそうだ。初コース、初ナイターがどうかであるものの、素質は確かなだけにあっさりのシーンがあっても。

2011年の本競走勝ち馬・シェアースマイルと同じ父（プリサイスエンド）を持つスズカプリズム（牝2、栗東・橋田）。デビュー戦（1着）、そして前走のききょうS（8着）とともに芝でのレースだったため今回が初ダートとなるが、血統的に砂もこなせていいだけに変わり身が期待できる一頭だ。前走から中18日と間隔が詰まっているため、この中間に時計を出したのは9日の坂路1本のみ。ラストに軽く気合を入れられて脚を伸ばすと、力強くそれに応えて4F56秒1-1F12秒7（強め）をマークしている。連戦の疲れは感じられず、この馬なりに気配は良さそうだ。

地元・門別の角川秀樹調教師が送り出すサウスヴィグラス産駒の2騎、モダンウーマン（牝2、北海道・角川秀）とタイニーダンサー（牝2、北海道・角川秀）が不気味だ。前者はフルールC、リリーCと門別で重賞を連勝。勢いそのままに中央勢の迎撃を目論む。富んだスピードが武器で、好位からうまく立ち回れば勝ち負け必至だろう。対する後者は門別・フローラルC勝ちからの参戦。2走前のリリーCでこそ前出のモダンに敗れたが、4走前の栄冠賞では同馬を撃破しているように同等、もしくはそれ以上の力はあるだろう。3走前には函館2歳Sにも出走し4着と、世代上位のスピードを持っていることは証明済み。こちらも侮れない存在となりそうだ。

■10月17日、今野忠騎手、赤岡修騎手の同期交流から始まった高知けいばを応援する交流競走「浦和・船橋・大井・川崎・高知ジョッキーズ競走（UFOKKジョッキーズ競走）」が行われる。なお、この競走の獲得賞金は、児童養護施設に寄付され、社会福祉活動に役立てられる。

【来場予定騎手】
半澤慶実騎手（31、浦和・宇野数）
高橋利幸騎手（30、船橋・フリー）
楢崎功祐騎手（33、大井・三坂盛）
今野忠成騎手（38、川崎・安池成）
杉村一樹騎手（37、川崎・池田孝）

【当日の予定】
14：00　「モーニング展望。UFOKKスペシャル」出演
18：05　交流競走第1戦（7R）
19：10　交流競走第2戦（9R）
19：45　表彰式

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