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【秋華賞】上昇度大のミッキークイーン 2冠へ視界良好

10月18日、京都競馬場で3歳牝馬3冠の最終戦・秋華賞(GI、芝2000m)が行われる。

桜花賞除外のうっぷんを同日の忘れな草賞快勝で晴らし、迎えた頂上決戦オークスを抜群の立ち回りと極上の切れから制したのがミッキークイーンだ。2着ルージュバックとの差は半馬身だったが、それ以上の強さを感じさせるねじ伏せっぷりで疑いようなく総合力では世代ナンバーワンの存在。それゆえ前走ローズSの2着敗北は案外だったが、鞍上浜中騎手がスタートでの後手を敢えて糧にし最後方から我慢の競馬を教えた……というフシは感じられる。おそらく期待以上だったであろう末脚を繰り出し2着入線なら、上々の発進だったと言っていいだろう。中間は馬なり中心だが、1週前のウッド調教で準オープン馬相手に追走先着。先行馬を追い詰める際の気迫は前走時には感じられなかったものがあり、叩かれての上昇度は極めて大きそう。2冠達成の可能性は十分。

前走ローズSは1着馬が4角15番手、2着馬が4角17番手といわゆる“ズブズブ”の決着だったが、そのなかで主導権を握り続け0秒7差4着に踏ん張ったのが桜花賞馬レッツゴードンキ。エンジン性能の高さは改めて評価されるべきだろう。オークスでは力みっぱなしで10着に沈むなど精神面の脆さは抱えているものの、舞台は京都内回り。マイペースで駆けることさえできれば、勝ち負けできる。中間はテンションを上げないよう細心の注意を払ったケアが続く。坂路調教では序盤に我慢がきく姿を見せており、前走よりはいい精神状態で臨めそうだ。

春のクラシックホース2頭を退け、ローズSを制したのがタッチングスピーチだ。レッツゴードンキが引っ張り、差し馬向きの流れになった恩恵があるにせよ、最後の追い比べでミッキークイーンを蹴落とし抜け出してきた脚は本物。世界的良血馬(母は英GI勝ち馬リッスン。近親に英2000ギニー勝ち馬など)が、覚醒の時を迎えた印象だ。2走前の小回り札幌戦でも鋭脚を繰り出し快勝しており、今回の舞台京都内回りでも極端にパフォーマンスを落とすとは考えなくていいだろう。ただし中間の調教では、格下馬にアオられており、デキ抜群だった前走時の反動は少なからずあるようだ。状態に関してはギリギリ平行線か。

トーセンビクトリーは500万特別、1000万特別と古馬相手に連勝し、前走ローズSで3着。母トゥザヴィクトリーの良血馬が一気に軌道へ乗ってきた感がある。使い詰めで上積みは強調しづらいが、中間はGI馬ラキシスと互角以上の走り。高いレベルでの好調維持と見ていい。小回り小倉での勝ち鞍があり、今回の舞台を苦にするシーンはなさそう。

クインズミラーグロは前走紫苑Sを勝ち秋華賞切符を掴んだ。中団から常に安定して鋭脚を繰り出せるのが強みで、混戦となればこのメンバー相手でも浮上の可能性は十分。こちらも使い詰めで状態面がどうかだが、プール調整を挟んで1週前は美浦ポリトラックで意欲的な長め追いをこなせていた。なんとか勢いはキープだろう。

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