【アルテミスS】メジャーエンブレム、カイザーバルら有力馬最終追い

10月31日に東京競馬場で開催されるアルテミスS（GIII、芝1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

メジャーエンブレムは、美浦坂路で単走の最終追いを行った。1週前にウッドコースでのハードな併せ馬を消化しており、この日は終いだけ伸ばされる内容。4F53秒3-1F12秒4（馬なり）をマークしている。短期放牧を挟んでいるが緩んだ雰囲気は皆無で、絶好の状態に仕上がっていると見ていい。

カイザーバルは栗東ウッドで、C.デムーロ騎手を背に3頭併せを行った。最後方で追走し、やや行きたがる素振りを見せたが鞍上が懸命に制御し、なんとか踏みとどまる。脚が溜まった分、手綱を緩められたラストでしっかり弾けサンビスタら年長馬に対し楽々同入を果たしてみせた。初戦快勝の反動はなく、ますます上昇といった雰囲気だ。

ウインファビラスは美浦ウッドで追われ、2馬身先に行った古馬500万下をアオって同入した。騎手（松岡騎手）騎乗で、インを回ったにせよ5Fを66秒4と出色の時計を馬なりでマーク。帰厩後速い時計3本のみだが、仕上がりは早いタイプのようでしっかり力を出せるデキにあるようだ。

エスティタートは武豊騎手で栗東坂路を単走。馬場が荒れてきた時間帯のなか、終始楽な手応えだったが4F51秒9-1F12秒5（馬なり）と、自己ベストタイムをマークしてみせた。2カ月半ぶりだった前走を使われ、大幅に上昇か。

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