おしらせ
【天皇賞・秋】エイシンヒカリ、ラブリーデイら有力馬最終追い
11月1日に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(GI、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
毎日王冠を勝ったエイシンヒカリは武豊騎手を背に栗東ウッドで終い重点の最終メニューを消化した。序盤はしっかりとした折り合いを見せ、手綱を緩められたラストで鋭く伸び1F12秒0(馬なり)をマーク。反応の良さ、落ち着きともに抜群の状態にあり前走時から更に上昇。ピークの状態と考えていいだろう。
今年の宝塚記念馬で、前走京都大賞典を勝ったラブリーデイは、栗東ウッドで半マイルからの時計。久々にコンビ結成となる浜中騎手が感触を確かめる程度の内容となった。準オープン馬を2馬身追走、クビ差及ばずの遅れ入線だったが無理をさせず馬なりのだったもので特に懸念視する必要はないだろう。素軽く伸びており前走快勝の反動はなく、一定の上積みは見込める。
オールカマーを快勝したショウナンパンドラは栗東坂路2本追いの最終デモンストレーション。1本目を4F75秒9で流し、息を入れた後に臨んだ2本目で4F54秒1-1F12秒7(馬なり)をマークした。全体時計は平凡だが、ラストでは渋った馬場をものともせず数字以上の切れ味を披露。馬体もふっくらと見せており、今年最低体重での出走だった前走の反動はなく体調は上向きと見ていいだろう。
毎日王冠で2着だったディサイファは、美浦坂路で単走。4F52秒6-1F12秒4(馬なり)をマークしている。前向きさにあふれ、ラストもまったくの馬任せながら自らハミを取って伸びており、気迫十分。夏に使われている疲れはほとんど感じられず、好調キープと見ていい。
毎日王冠で3着だったイスラボニータは、蛯名騎手を背に美浦ウッドで2歳未勝利馬を相手に最終スパーリングを敢行した。3馬身ほど先に行った相手を折り合いよく追うと、直線ではインに潜り込んで脚色圧倒で併走。ゴール前でかすかに促されると、貫禄の違いで抜け出し1馬身の先着フィニッシュを飾っている。道中はいい意味でリラックスできており7カ月ぶりだった前走を使われ、ガス抜きができたよう。上昇している。
弥生賞を勝ち、日本ダービーでは3着だった3歳馬サトノクラウンは、C.ルメール騎手が跨り“堀流”の美浦ウッド4F追い。準オープン馬を1馬身追って、同入に持ち込んでいる。気合い、精神面は戻ってきているようだが、1F13秒2(強め)と負荷を掛けた割には伸びはひと息で体も正直太く見せている。ここを使ってからだろう。
昨年このレースを制したスピルバーグは、北村宏騎手を背に美浦坂路で500万下条件馬を追走。1馬身あった差を楽に詰め同入、時計は4F55秒1-1F12秒6(馬なり)をマークしている。前走時にある程度仕上がっており、この中間は精神面のケアに腐心。併せ馬では前向きな闘志を見せるようになっており、この点での上昇気配は窺える。逆襲可能な雰囲気。
毎日王冠では6着だったアンビシャスはM.デムーロ騎手が跨り、栗東坂路で併せ馬を行った。後方から来るオープン馬ランウェイワルツを迎え撃つ形だったが、びっしり追われた相手に対し余力を十分保ったままリードを詰めさせることなく先着。時計も4F52秒2-1F12秒5(馬なり)と上々だった。好仕上がりだった前走時から、いい状態を維持できている。
毎日王冠では7着だったステファノスは、鮫島良騎手を背に(レースは戸崎騎手)栗東ウッドで準オープン馬と併せ馬を行った。序盤はじっくり我慢させ1秒あった差をジワッと詰めると、ロックオンした直線で仕掛けに鋭く反応しあっさりパス。追い抜いた後も気を抜かせないようしっかり気合いを入れられ、1F11秒6(一杯)と出色の伸びでゴール板を駆け抜けている。海外遠征帰りで調整に難しさがあった前走時から大きく上積んできているようだ。
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