おしらせ
【天皇賞・秋】東京3戦3勝エイシンヒカリ GIでも勝ち負け
11月1日、東京競馬場で天皇賞・秋(GI、芝2000m)が行われる。
エイシンヒカリは前走の毎日王冠を逃げ切って勝利し、東京ではここまで3戦3勝。1年前、2000mのアイルランドTでは外ラチに向かってまともにナナメに走ってしまいながら時計は1分58秒3、後続に3馬身以上の差をつけ勝っている。まっすぐ走れるようになった現状、時計はゆうに1つは縮められるはず。GIでも勝ち負け可能だ。前走は自己最大体重500キロでの出走だったように、まだ攻め切っていなかった印象で大目標のここに向けての上積みはかなり見込んでいい。実際、1週前の坂路で調教はまったくの楽走で、終い1F12秒4の切れを披露している。あとは今週ウッドで追えば文句なしのデキに仕上がるだろう。
今年だけでGI宝塚記念を含む重賞5勝。有り余るエンジン性能に精神面の成長が追いついたラブリーデイは、充実の5歳シーズンを送っている。東京では過去5戦して勝利は2400mのオープン特別のみだが、好走レンジは広いタイプ。芝2000mでは1分57秒3の持ち時計(2013年小倉記念で2着)もあり、高速決着も望むところだろう。こちらも坂路で素軽く伸びており、久々を使われての上積みは顕著。58キロを背負った経験はエイシンヒカリにはないアドバンテージだ。
同期の女傑ワンツー決着となった今年9月のオールカマー。ショウナンパンドラは、先に抜け出したライバル・ヌーヴォレコルトに対し決め手の差を見せつけ1馬身半先着し、快勝を収めた。オールカマーは外から伸びたが、昨年の秋華賞や今年の宝塚記念のようにインを突ける勝負度胸も一級品。スタートが安定しないあたりがどうかだが、瞬発力が活きる馬場ならば勝負圏内にまず食い込んでくる。休み明けの前走がマイナス6キロでの出走だったが、1週前の坂路で目一杯まで追われており馬体回復に汲々としている様子はない。体調が安定しているのは何よりだ。
ディサイファは今年中日新聞杯、札幌記念と重賞を2勝。本格化は著しい。昨年の天皇賞・秋では進路が塞がり12着と崩れたが、自在性を増した現状なら上位争いは可能だろう。エプソムC、毎日王冠で再三の好走があり、東京は本来得意なコース。前走から間はないが、馬体の張りや毛ヅヤなどは抜群で絶好の気配。札幌記念で使われており、まとまった休みなく走っている疲れはほとんど感じられない。高いレベルで好調をキープできている。オーナーはJRAで馬主登録をしてから、ここまでまだGI勝ちがないモハメド殿下。初のビッグタイトルなるか。
昨年の皐月賞馬イスラボニータは秋初戦の毎日王冠で3着。春に一頓挫あり、7カ月ぶりだったことを考えれば好発進だったと言っていいだろう。前走がある程度の仕上げだっただけに大幅上積みは望みにくいが、多少の前進はあるはず。昨年の天皇賞・秋では前めで流れに乗り、勝ち馬に0秒1差の3着。極端な時計勝負では分が悪そうだが、ある程度流れが落ち着くようなら。
サトノクラウンは東スポ杯、弥生賞と重賞2勝を挙げ、日本ダービーでは3着。ここまで崩れたのは不利があった皐月賞(6着)だけで、スムーズならば古馬一線級と互角にやれてもいい。ここへのぶっつけはアクシデントではなく、予定通りとのこと。しかしじっくり間隔を取った割には案外気配が上がってこない。今週どこまで動けるかに注目。
昨年の覇者スピルバーグは、前走毎日王冠で10着と崩れてしまった。攻めは入念だったが、海外遠征帰りで精神面が戻り切っていなかったのかもしれない。中間の稽古は時計こそ平凡ながら、3頭併せのなかで気迫十分に伸びた。絶好調までにはあとひと息の印象だが、一定の上積みはありそうだ。
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