米GI馬リアムズマップ、オナーコードがブリーダーズカップを最後に引退　種牡馬入り

10月30日に行われたBCダートマイル（キーンランド、GI、ダ8F）を制したリアムズマップと、31日に行われたBCクラシック（キーンランド、GI、ダ10F）で3着に敗れたオナーコードの2頭が揃って引退。来シーズンからアメリカ・ケンタッキー州にあるレーンズエンドファームで種牡馬入りする。

リアムズマップは初の重賞挑戦となった今年8月のホイットニーSで、勝ったオナーコードから1/4馬身差の2着に好走すると、続くウッドワードS（サラトガ、GI、ダ9F）では、後続に4馬身3/4差を付ける逃げ切りで初重賞、初GI制覇。そして、ラストランとなった冒頭のBCダートマイルでは、好位追走から直線で抜け出しGI2勝目を挙げるとともに、有終の美を飾っていた。通算成績は7戦6勝（うち重賞2勝）。

一方のオナーコードは、父エーピーインディ、三代母にGI11勝を挙げ、2002年に米国競馬殿堂入りを果たした名牝セレナズソングを持つ良血馬。同馬は、2歳時にGIシャンペンSで2着に入り、クラシック候補に名乗りを挙げたものの、故障もあってクラシックは不出走に終わる。しかし、昨冬に復帰すると、今年3月のGIIガルフストリームパークH（ガルフストリームパーク、ダ8F）で初重賞制覇。さらに、6月のメトロポリタンH（ベルモントパーク、GI、ダ8F）、8月のホイットニーS（サラトガ、GI、ダ9F）を連勝してGI2勝を挙げた。通算成績は11戦6勝（うち重賞4勝）。

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