昨年秋天皇賞V　スピルバーグが引退　種牡馬入りへ

2014年の天皇賞・秋（GI、芝2000m）を制したスピルバーグ（牡6、美浦・藤沢和）が、現役を引退し、種牡馬入りすることがわかった。同馬を管理する藤沢和師が発表したもの。

同馬は2011年の10月にデビュー。翌2012年の3歳春シーズンには共同通信杯3着、毎日杯3着と力があるところを見せると、次走のプリンシパルSを勝ち、日本ダービーへの切符を掴んで同競走に出走（14着）した。同年秋に条件戦を2連勝し、休養明けだった2014年春のメイSも勝利し3連勝。続く毎日王冠ではエアソミュールの3着だったが、本番の天皇賞・秋では自身初の重賞タイトルをGIで獲得する。次走のジャパンCでは3着に健闘。2015年6月にはイギリスに遠征し、GIプリンスオブウェールズSに出走（6着）した。しかし帰国後は昨年のような結果が出せず、2連覇を狙って出走した今年の天皇賞・秋（10着）が最後のレースとなった。

▽【スピルバーグ】
父ディープインパクト
母プリンセスオリビア
母父Lycius
通算18戦6勝（うち海外1戦0勝）

《重賞勝鞍》
2014年　天皇賞・秋（GI）

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