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【メルボルンC】13着フェイムゲーム「流れが遅く掛かってしまった」 関係者レポ

一周目スタンド前を通過するフェイムゲーム(3番、真ん中)。最後は大外から直線勝負に賭けたが、前が止まらない流れに泣き13着に敗退した。

 現地時間11月3日、オーストラリア、フレミントン競馬場で行なわれたメルボルンC(GI、芝3200m)を制したのはプリンスオブペンザンスだった。
 
 1着賞金360万オーストラリアドルを目指し日本から出走した2頭、すなわちフェイムゲーム(牡5歳、美浦・宗像義忠厩舎)とホッコーブレーヴ(牡7歳、美浦・松永康利厩舎)はともに後方からの競馬。ホッコーブレーヴのさらに後ろでフェイムゲームが進む形となった。
 
 レースはスローペースで流れた。そのため、フェイムゲームはやや行きたがる素振り。手綱をとったザカリー・パートン騎手もレース後にこれを敗因の一つとして挙げ、次のように語った。

「スタートが思ったほど出ないで後ろからの競馬になってしまい、流れも遅かったことで掛かってしまった」

 宗像も「その上、終始外を回されたことで最後は思ったほど伸びてくれませんでした」。結果、フェイムゲームは13着に敗れた。

 一方のホッコーブレーヴは騎乗したクレイグ・ウィリアムズ騎手、調教師の松永ともに「前半はよい位置取りで競馬が出来た」と語った。しかし、直線で他馬とぶつかり、外傷を負うほどの不利。ウィリアムズが「あれが全て」と語れば、松永も「アクシデントだけに残念です」と唇を噛んだ。結果は残念ながら17着だった。

 日本の2頭が苦戦するのを尻目に、ゴール前で抜け出したプリンスオブペンザンスは女性騎手のミッシェル・パインが騎乗。勝ち時計は3分23秒15だった。レース後、ミッシェルは「この機会を与えてくれた全ての関係者と頑張って走ってくれたプリンスオブペンザンスに感謝したい」と言い、声を震わせた。(平松さとし) ※文中敬称略

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